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野球 コラム 2022年2月28日

膠着状態のMLB労使交渉、どうして歩み寄れないのか?

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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今年1月、新球場問題で長年迷走を続けるレイズが提案する、タンパ地区とカナダのモントリオールとのダブルフランチャイズ案がオーナー会議で否決されてしまった。もし、この案が本当にレイズのために必要だとすると、シーリグなら事前の根回しをきっちり行い可決に持ち込んだろう(それが、ビジネスプロセスのコンプライアンス上正しいかどうかは別の話だが)。この件は、マンフレッドの限界を露呈した。30球団のオーナーたちをしっかり掌握しきれていないとすれば、マンフレッドにとっても譲歩は自らの進退に関わる問題になりかねない。

土壇場で、両者は合意するかもしれない。最悪の事態は、開幕遅延で貴重な利益を逸失し、ファンの怒りは爆発、となることだ。その場合、クラーク、マンフレッドとも、安易な妥協を示す以上にそれぞれの背後の選手やオーナー達の支持を失い失脚することが予想されるからだ。

ただ、今は注視するしかない。

文:豊浦彰太郎

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豊浦 彰太郎

1963年福岡県生まれ。会社員兼MLBライター。物心ついたときからの野球ファンで、初めて生で観戦したのは小学校1年生の時。巨人対西鉄のオープン戦で憧れの王貞治さんのホームランを観てゲーム終了後にサインを貰うという幸運を手にし、生涯の野球への愛を摺りこまれた。1971年のオリオールズ来日以来のメジャーリーグファンでもあり、2003年から6年間は、スカパー!MLBライブでコメンテーターも務めた。MLB専門誌の「SLUGGER」に寄稿中。有料メルマガ『Smoke’m Inside(内角球でケムに巻いてやれ!)』も配信中。Facebook:[email protected]

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