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野球 コラム 2021年12月24日

2021年のさようなら「引退選手編」―「スマートすぎるポージー」「ブラウンの大活躍と偽善」「松坂大輔の長い晩年」―

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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しかし、2013年夏の球界を揺るがした薬物スキャンダルで、MLBから動かぬ証拠を突きつけられ、65試合の出場停止処分を宣告されると、あっさりそれを受け入れた。

処分中に年間シート客に謝罪の電話を掛けると「偽善」と攻撃され、例の検体管理担当者と夕食を共にすると、「買収」と非難された。復帰後は、ロードでは常に激しいブーイングを受けた。

キャリアをブルワーズで全うしたブラウンは球団史に残るスターだった。しかし、10年先、いや50年先も、彼を語る際には薬物違反とそれに伴うウソと偽善も付いて回るだろう。

クリス・デービス

上原浩治との交換要員の1人として2011年にレンジャーズからオリオールズへ移籍し、本格開花した。典型的な「ホームランか三振か」タイプで、2013年(53本)、2015年(47本)と2度本塁打王(13年は打点との二冠王)に輝いているが、200三振以上のシーズンも2度(2015年208、20116年219)ある。

最終数年の衰えは、故障の影響を考慮しても目を覆わんばかりで、2019年4月には前年からの連続62打席、54打数ノーヒット。これはともに、メジャーワースト記録を更新するものだった。引退発表は8月だが、今季はプレーしていない。一方で7年総額1億6100万ドルの契約は、来季も2300万ドル残っている。もともと彼の契約は、年俸の一部が2023年から37年!までの後払いになっており、来季年俸もこのスキームの中でしっかり受け取るようだ。

ジョーダン・ジマーマン

2013年のナ・リーグ最多勝利投手。翌年最終戦にはノーヒット・ノーランを達成するなど、それまで低迷していたナショナルズの2012年からの躍進を、スティーブン・ストラスバーグらとともに支えた。

2016年にトミー・ジョン手術経験者としては初の総額1億ドル以上の契約でタイガースにFA移籍したが、新天地では故障続きで規定投球回数に達したシーズンはなかった。

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