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日本シリーズの開幕投手を任された9勝の奥川恭伸投手(東京ヤクルト)、10勝を挙げた伊藤将司投手、25本塁打の佐藤輝明内野手、盗塁王の中野拓夢内野手(ともに阪神タイガース)、打率.314、22本塁打の牧秀悟内野手(横浜DeNAベイスターズ)だ。
栗林は「今年1年は野球を通して、子どもたちに勇気と元気と、野球の楽しさを伝えることができたと思うので、来シーズンも1人でも多くの子どもたちが、野球を始めたいと思うようにがんばっていきたいと思います」と語った。
一方、パ・リーグは13勝4敗、防御率2.51、勝利数、防御率、勝率でMVPの山本に次ぐ成績を挙げ、25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した宮城大弥投手(オリックス)となった。また、10勝をマークした伊藤大海投手(北海道日本ハムファイターズ)は新人特別賞を受賞している。
宮城は「このような賞をいただけて光栄に思います。来シーズンもしっかりチームに貢献できるようがんばっていきます。これからも(沖縄)県民を盛り上げていけるようにがんばりますので、応援よろしくお願いいたします」と緊張した様子でコメントした。
そして、2021年の野球で忘れてはならないのは、東京オリンピックでの金メダル獲得。その手腕を讃えて、コミッショナー特別表彰で侍ジャパンの稲葉篤紀前監督が特別賞を受けた。
受賞のスピーチで稲葉前監督は、12球団への感謝を述べた後、「この賞は全員で獲れた賞だと思います。来年からは北海道日本ハムのGMとして、1人でも多く侍ジャパンの選手を出していけるように、またこれからの侍ジャパンの発展を願っております」とコメントした。
また、その年のプロ野球の発展に大きく貢献した選手、監督、コーチ、審判に贈られる正力松太郎賞には東京ヤクルトの高津臣吾監督が、そして特別賞には侍ジャパン稲葉前監督と、MLBロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手が選ばれた。
高津臣吾監督は、「すごく大変な日本シリーズでしたが、ファンの皆さんには喜んでいただけるシーズンになったと思います。選手のがんばりでここに立たせてもらっていますが、代表していただきました。また来年もこの賞を頂けるようにがんばっていきます」とスピーチした。
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