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野球 コラム 2021年12月8日

公式サイトが発表したマリナーズの背番号別歴代最高選手。「51」はイチロー、「18」は菊池雄星の前に付けた日本人投手、そして「96」も日本人投手

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菊池雄星

今月に入り、『MLB.com』ではロックアウトの空白を埋めるべく、各球団の番記者が「球団の歴代最高何々」といった記事をオフシーズンの読み物として投稿し、同サイトのニュース欄を賑わせている。

もちろん、過去に複数の日本人選手が在籍したマリナーズもその例外ではなく、現地1日付で同サイトにてマリナーズを担当するグレッグ・ジョンズ記者が「マリナーズの背番号別歴代最高選手」と題した記事を投稿しているので、今回はそちらを紹介しよう。

読んで字の如く、これは各背番号の歴代最高選手を選ぶという趣向の記事であり、00番から68番までは、全ての番号でそれぞれの歴代最高選手が選ばれており、それ以降の番号では、飛び飛びで何人かの選手が選ばれている。

これまで、マリナーズでは背番号11と24が永久欠番となっており、11番はエドガー・マルティネス、24番はケン・グリフィーJr.その人が選ばれているのは、言うまでもない。気になる51番はというと、こちらはイチローがランディ・ジョンソンを退ける形で選ばれている。

ジョンズ記者は、マリナーズで51番を着た歴代最高選手にイチローを選んだことについて、「いやはや、殿堂入りしたランディ・ジョンソンを選外とするのは簡単ではなかったが、イチローの方がマリナーズでのキャリアが長く、bWARの合計も高い(56.2対39.0)のに加え、オールスター選出10回とゴールドグラグ10回は言うに及ばず、彼は2025年に有資格者となれば、(野球の殿堂のある)クーパーズタウンに自身の居場所を確保するのは間違いないのである」としている。

ちなみに、かつて城島健司のつけた2番はジーン・セグラ、そして大魔神こと佐々木主浩のつけた22番はロビンソン・カノが選ばれており、この2人の日本人選手は(恐らく)惜しくも選外となったが、イチロー以外にもう2人の日本人選手がこのリストに名を連ねている。

そのうちの1人は、今季は菊池雄星がつけていた18番でノーヒットノーランを達成した岩隈久志であり、ジョンズ記者はこの選考について、「日本から来た物静かな右腕は、シアトルでの6シーズンで最も過小評価された先発投手の1人だったが、150試合に登板し(先発は136試合)、63勝39敗、防御率3.42という成績を残し、2013年にはオールスターに選出され、15年にはノーヒッターを達成している」と記述している。

さて、残る1人は誰か?答えは、背番号96をつけてマウンドに上がったマック鈴木であり、これを即答できた人はかなりのメジャー通といってもよかろう。ジョンズ記者は1996年に背番号96を着てプレーした右腕について、「スズキはマリナーズ初の日本人選手であり、MLBの歴史においてもわずか3人目の日本人選手として、21歳だった1996年に背番号96をつけ、1試合に登板し、1回1/3を投げて3失点した」とコメント。

そして、「彼はメジャーに復帰した2年後に、より良い成績を残したが、彼が96番を着ることは2度となかった」と記している。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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