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野球 コラム 2021年12月8日

ベスト4に東京代表が3チーム。準決勝はセガサミーとHonda熊本、東京ガスとNTT東日本が対戦。都市対抗野球大会・12月8日(水)のみどころ

野球好きコラム by 大島 和人
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全試合でクローザーを任されているのが多田裕作。拓殖大学から入社した新人右腕で、140キロ台後半の速球を持つ本格派だ。難しい場面もあった中で、しっかり役割を果たしている。小柄な技巧派左腕・野口亮太、150キロ超の速球を持つ右腕・小孫竜二と、鷺宮製作所からの補強組もリリーフで好投している。さらに大竹飛鳥、沼田優雅といったかつてのエース格も控えており、やりくりの不安は小さいはずだ。

打線は5番・喜納淳弥が12打数5安打3打点、そして2本塁打と絶好調。火ノ浦明正は準々決勝で途中出場ながら3打数2安打と活躍し、11回のタイブレークでは貴重なタイムリー安打を放っている。北海道日本ハムファイターズ9位指名の上川畑大悟は守備、走塁に優れたショート。今大会は打率.333と打撃でも貢献を見せている。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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