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野球 コラム 2021年12月6日

ベスト4を懸けた2試合。好投の投手陣と堅守が光るENEOSと東京第1代表の東京ガス、前々回優勝のJFE東日本と継投で勝ち上がったNTT東日本が対戦。都市対抗野球大会・12月7日(火)のみどころ

野球好きコラム by 大島 和人
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12月7日(火)準々決勝2試合

11月28日(日)に開幕した第92回都市対抗野球大会。12月7日(火)は準々決勝の2試合が行われて、ベスト4が出揃う。大会も残すところあと3日だ。

14:00 ENEOS(横浜市)vs. 東京ガス(東京都)

ENEOSは1回戦でJR東海、2回戦で日本通運を破っての勝ち上がりだ。2試合で喫した失点はわずか1。投手陣の好投に加えて、無失策の堅守も光る。1回戦で6回無失点と好投した関根智輝が、準々決勝は中6日と休養十分で登板できる。関根は慶應義塾大学時代こそ負傷に苦しんだが、入社1年目の今季はエースとして台頭中。空振りを稼げる速球に加えて、コーナーにきっちり投げ分ける制球力も併せ持ち、1回戦は6イニングを無四球で零封している。

打線は上位から下位まで切れ目がなく、7番・瀧澤虎太朗、8番・村上貴哉がいずれも打率4割台を記録している。またセカンドの小豆澤誠は守備、走塁で魅せている。2回戦で好投した右腕・吉村貢司郎、1番・金子聖史、4番・吉田潤と東芝からの補強選手も活躍中。“オール神奈川”の強さを見せている。

今大会のベスト8は3チームが東京代表だが、東京ガスは東京第1代表。1回戦でミキハウス、2回戦で三菱重工Westを退けての勝ち上がりだ。投手陣は三宮舜、宮谷陽介の両左腕が2試合ともリリーフで登板して好投している。臼井浩は東京2次予選で3試合中2試合に先発した右腕。先発起用が予想されていたものの、ここまでは1回戦のショートリリーフのみにとどまっている。コンディションの問題がなければ、準々決勝で先発する可能性がある。

また、1回戦の先発だった益田武尚は北九州市立大学出身の新人だが、初戦は最速153キロの速球を武器に好投した。2回戦は2次予選、1回戦で当たりのなかった5番・加藤雅樹がタイムリー安打2本で勝利の立役者となっている。早稲田実業高校3年の夏は、2学年後輩の清宮幸太郎とともに高校野球選手権の4強入りに貢献した左の強打者だ。

18:00 JFE東日本(千葉市)vs. NTT東日本(東京都)

JFE東日本は2019年の第90回大会を制している強豪だが、今大会は苦しみながらベスト8に勝ち上がっている。1回戦は8回裏に逆転を許し、追いつき、その後のピンチを辛うじて切り抜ける展開。延長タイブレークで日本製鉄東海REXを退けた。2回戦も第89回大会の王者・大阪ガスを相手に、7回の押し出し死球で勝ち越す1-0の辛勝。粘り強さで勝ち上がってきた。

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