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野球 コラム 2021年11月27日

前回王者Honda、初出場のエイジェック、渡辺俊介監督率いる日本製鉄かずさマジックが登場。都市対抗野球大会1日目・28日(日)のみどころ

野球好きコラム by 大島 和人
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エイジェックグループは「人材の総合プロデュース企業」としてグループ41社に17,600名の社員が在籍。スポーツマネジメント事業にも力を入れ、女子野球やチアスクールにも取り組んでいる。ルートインBCリーグに参入する栃木ゴールデンブレーブスの運営も同社だ。

投手陣は技巧派右腕の金城乃亜、本格派左腕の林明良が投手陣の2枚看板。打線は小技を絡めて1点をもぎ取るスタイルだが、本大会に向けてSUBARUの森下智之と日置翔兼、日本製鉄鹿島の生田目忍といった強打者を補強している。

NTT西日本は7年連続32回目の出場となる常連だ。今大会の2次予選で好投した濱崎浩大、吉元一彦らのベテラン右腕は経験・実績とも豊富。大卒3年目の右腕・大江克哉は最速150キロ台の本格派で、注目投手の1人だ。

野手はショート野村勇が福岡ソフトバンクホークスの4位指名を受けた。藤井健平は昨年の第91回大会で若獅子賞(新人賞)を受賞した俊足、強肩の外野手。3年目の捕手・辻本勇樹も三拍子の揃った好捕手だ。

◆18:00 西濃運輸(大垣市)vs.日本製鉄かずさマジック(君津市)

西濃運輸は2014年の都市対抗を制し、通算38回の出場を誇る常連だ。エースは大卒3年目の右サイドハンドの船迫大雅。船迫は140キロ台後半の速球を持ち、高い三振奪取率を誇る本格派だ。

他にも堀田晃、山下大輝ら実績のある右腕がおり、近江高校時代に甲子園で大活躍した20歳の左腕・林優樹も社会人で大幅な球速アップを果たしている。

打線は4番を任される外野手・谷恭兵が中心。180センチ・85キロの左打者で、2次予選は4割近い打率を残している。2次予選7試合で四死球「44」を記録したチーム全体の選球眼も特徴だ。

日本製鉄かずさマジックは日本製鉄や関連企業、地元企業で選手を雇用する“広域複合企業チーム”の市民球団。3年ぶりに東京ドームへ戻ってきた。指揮を執るのは第1回WBCの優勝メンバーで、千葉ロッテマリーンズなどで活躍した渡辺俊介監督だ。

橘朋晃は2019年にJFE東日本、20年にHondaの補強選手として優勝を経験している黒獅子旗獲得請負人。球速こそ130キロ台だが制球力、投球術で打者を翻弄する右サイドハンドだ。抑えには150キロ台中盤の速球を持つ右腕・山本晃希が控える。

セカンドのレギュラーで起用されている奈良原稔也は堀越高校、東北福祉大学を経て加入2年目の右打者。父・浩氏は西武など3球団で計16年に渡ってプレーした内野守備の名手で、今は東北楽天のコーチを務めている。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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