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野球 コラム 2021年11月27日

将来のドラフト候補、元プロ野球選手、知られざる実力者…。都市対抗野球で見ておくべき注目選手

野球好きコラム by 大島 和人
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度会も父・博文氏がヤクルトで15年に渡って活躍した往年の名選手。兄・基輝は中央学院大学4年で、先日の明治神宮大会は5番ファーストとして優勝に大きく貢献している。隆輝自身も“炎の体育会TV”出演などを通して、中学生時代から全国区だった。そんな逸材の都市対抗初登場に注目したい。チームは11月30日の第3試合に登場する。

ショートはそのチームで一番守備の上手い選手が任されるポジションだが、和田佳大(トヨタ自動車)の上手さはその中でも一段上。守備については社会人最高レベルの名手で横の動きやスムーズな送球は抜群だ。まずフィールディングに注目して欲しい。

和田は中京大学を経て入社2年目。167センチ・63キロの小兵だが、決して“守備専”タイプではない。大学時代には愛知大学野球連盟の新記録となる26試合連続安打を記録したアベレージヒッターでもある。レベルの高いトヨタ自動車打線の中では9番が定位置だが、源田壮亮(西武)も社会人時代は9番だった。チームは12月2日(木)の第3試合に登場する。

「ブーちゃん」の愛称で知られる左の強打者が中田亮二(JR東海)。明徳義塾高校、亜細亜大学と厳しい練習で知られるチームに所属しながら、175センチ・100キロ台の体格は不変だ。ただ、決して鈍重なタイプではなく、守備や走塁もしっかりこなせるアスリート。打撃も柔らかくコンパクトな打撃が光る巧打者タイプだ。

中日で5年プレーしたのち、2015年にJR東海入り。気づくと社会人生活が大学、プロより長くなった。34歳の今も、チームの頼れる4番打者として球界の一線に立っている。チームは11月30日(火)の第3試合に登場する。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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