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野球 コラム 2021年11月27日

将来のドラフト候補、元プロ野球選手、知られざる実力者…。都市対抗野球で見ておくべき注目選手

野球好きコラム by 大島 和人
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前回大会優勝のHonda

10月のプロ野球新人選手選択会議(ドラフト会議)では、社会人野球界から15名が指名され、そのうち14名(投手8名野手6名)は都市対抗野球大会に参加する。彼らは既に紹介した通り、高い実力や潜在能力を持つ注目選手だ。

ただし、「指名されなかった選手」の中にも、気になる顔ぶれが沢山いる。ドラフトで指名されるべき実力を持ちつつ何故か縁のない選手。プロで経験を積み社会人に戻ってきた選手、まだ入社直後で時期が来ていない選手――。今回はそんな多彩な個性を持つ9名を紹介する。

◆都市対抗で注目の投手

・片山皓心(Honda)
・鈴木大貴(TDK)
・須田幸太(JFE東日本)
・佐竹功年(トヨタ自動車)
・河野 佳(大阪ガス)

片山皓心(Honda)は桐蔭横浜大学から入社して1年目の左腕。日立一高校時代は“進学校の控え投手”で球速も120キロだったが、才能を見抜いた監督に大学野球の強豪を紹介された。桐蔭横浜大学入学後はケガやコロナ禍もあったが、4年秋に大ブレーク。

神奈川県大学野球連盟のリーグ戦では6勝1敗、防御率1.39の好成績を残すと、その後の関東大会(横浜市長杯)も3試合連続勝利と大会制覇に大きく貢献した。既にHonda入社が内定していたものの、「今からドラフトがあれば上位指名」と思わされる内容を見せていた。

抑えの効いたコンパクトなフォームだが、速球は常時で140キロ台。さらに各変化球の切れが素晴らしく、低めを突きつつ左右を投げ分ける制球力も光る。すべての要素でレベルの高い、実戦的な先発左腕だ。Hondaは昨年の第91回大会を制したため予選免除だったが、彼は入社直前のスポニチ大会からエースとして経験を重ねている。チームは11月28日(日)の第1試合に登場する。

鈴木大貴(TDK)は入社2年目の右サイドハンド。昨年の第91回大会1回戦・日本新薬戦で先発し、敗戦投手になったものの衝撃的な都市対抗デビューを飾った。上半身を後ろに引き、脇を締め、腕を身体ごと横回旋で振り切るかなりの変則フォームながら、最速は154キロ。182センチ・84キロと体格にも恵まれた本格派だ。

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