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野球 コラム 2021年11月26日

都市対抗野球の注目選手紹介。ドラフトで指名された最速150キロを超える8人の投手

野球好きコラム by 大島 和人
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千葉ロッテ6位指名の八木彬(三菱重工West)

八木彬は千葉ロッテマリーンズの5位指名を受けた。182センチ・88キロのパワフルな右腕で、最速152キロの速球とフォークを武器にしている。東北福祉大学を経て三菱重工名古屋で1年プレーし、チームの統合により今年は三菱重工Westへ移った。東北福祉大では故障もあって、3年秋以降の登板機会がなかった。しかし社会人で台頭し、2次予選は2試合にリリーフ登板している。

柴田大地(日本通運)は“隠し玉”的な存在で、東京ヤクルトスワローズの3位指名を受けた。手術の影響で日本体育大学時代は公式戦の登板がゼロ。2次予選も1イニングしか投げていない2年目の右腕だ。180センチ・90キロ、最速156キロという情報は伝わってきているが、彼の投球を生で見たファンはほとんどいないはず。だからこそ東京ドームでその速球を見てみたい。

廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)は千葉ロッテの3位指名を受けた。昨年の第91回大会は開幕戦で先発。第90回大会の王者・JFE東日本から1失点完投勝利を挙げ、若獅子賞(新人賞)にも輝いている。最速154キロの速球にスライダー、カーブと決め球に使える球種が複数あり、リリーフ登板をこなすなど“使い勝手”もいいタイプだ。

松本竜也はHonda鈴鹿の所属で、今大会は東邦ガスの補強選手となった。高卒4年目で、177センチ・85キロの右腕だ。パワフルでなおかつしなやかなタイプで、最速151キロの伸びやかな速球が武器。ドラフトでは広島の5位指名を受けている。智弁学園高校時代から評価は高く、入社後も1年目から登板機会を得ていた。昨年はよもやの不調で指名を逃したが、プロの扉がようやく開いた。

横山楓(セガサミー)は國學院大學出身の2年目で、180センチ・83キロの本格派右腕。最速は153キロを記録している。2次予選は3試合、4回3分の2で防御率は11.57と苦しい結果に終わった。しかし社会人2年間のパワーアップ、フォーム改造などの取り組みもありスカウトの評価は高く、オリックス・バファローズの6位指名を受けた。本大会での復調に期待したい。

オリックス7位指名の小木田敦也(TDK)

小木田敦也(TDK)はオリックスの7位指名を受けた。地元・秋田の角館高校から入社して5年目の右腕だ。174センチ・75キロと大型ではないが、最速153キロの速球を持ち、カットボールやカーブといった変化球も高質。加えて制球のレベルも高い。高卒2年目の第89回大会で七十七銀行から補強され、東京ドームで150キロの速球を披露してプロ入りを予感させた。

しかし、3年目は補強選手として声がかからなかった。また、第91回大会は予選突破の立役者となったものの、本戦はコンディションの問題から短いイニングの登板にとどまっている。右肩の状態が万全ならもっと早く、もっと上の順位で指名されていた選手だろう。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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