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野球 コラム 2021年11月26日

都市対抗野球の注目選手紹介。ドラフトで指名された最速150キロを超える8人の投手

野球好きコラム by 大島 和人
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10月11日のドラフト(プロ野球新人選手選択)会議では、社会人野球から15名の選手が指名されている。第92回都市対抗野球大会には、そのうち14選手が出場する。

昨年のドラフト会議でも社会人の選手は10名が指名されている。その中でも2投手が特に目覚ましい活躍を遂げた。

栗林良吏は広島東洋カープにドラフト1位で入団すると抑えの切り札として台頭し、8月の東京オリンピックでは金メダル獲得に貢献。0勝1敗37セーブ、防御率0.85という驚異的な成績でシーズンを終えた。

伊藤将司は阪神タイガースにドラフト2位で加入し、10勝7敗と先発投手の役割を果たした。彼らの活躍を見ても分かるように、社会人球界は人材の宝庫だ。

今回は今大会に登録されたドラフト指名選手を紹介する。今回は8名の投手を紹介する。8投手とも速球の最速が150キロ台。野球界全体のレベルが上がった中で、「150」は希少性のない数字となりつつある。

巨人2位指名の山田龍聖(JR東日本)

山田龍聖(JR東日本)は読売ジャイアンツの2位指名を受けた。高卒3年目の左腕で、183センチ・78キロの本格派だ。高岡商業高校時代から「プロ注」ではあったが、JR東日本に入社した。田嶋大樹(オリックス)や上述の伊藤ら好左腕を送り込んだ育成手腕が、山田に対しても発揮された。

最速153キロの速球を持ちつつ、球速を追うタイプではない。コンパクトで力みのない、効率の良いフォームから“品のいいフォーシーム”を投げ込んでくる。スライダー、チェンジアップも素晴らしいのだが、変化球に頼るスタイルではない。球種も無理に増やさず、今はまず基本の速球、フォームを磨いているように見える。

2次予選は27回2/3で27奪三振を記録した一方で、16四死球と苦しみ、悔しい思いをした試合もあった。ただ、今後の可能性という部分で、高く評価できる好投手だ。

広島2位指名の森翔平(三菱重工West)

三菱重工Westは大卒2年目の2投手が指名を受けた。森翔平は関西大学4年の秋にブレイクした遅咲きの左腕。177センチ・77キロの本格派で、150キロの球威に加えて「小さく動くボール」「緩急」を使えるタイプ。ドラフトでは広島の2位指名を受けた。2次予選は第3代表決定戦でパナソニックから完封勝利を挙げるなど、エースの役割を果たしている。

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