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優勝候補の大阪ガス、16年ぶりのミキハウス、ドラフト指名2投手を擁する三菱重工West、55回出場のパナソニック、ソフトバンク4位指名がいるNTT西日本。都市対抗野球大会チーム紹介(近畿代表)
野球好きコラム by 大島 和人三菱重工名古屋の大内公貴、三菱重工広島の鮫島優樹もWestに移っており、加えて日本製鉄広畑の本格派右スリークォーター・川瀬航作が補強された。
打線は西岡武蔵、那賀裕司と強力な右打者を擁し、いずれも予選の打率は4割以上だった。主に3番・指名打者で起用された湯口郁実は4犠打、2盗塁と小技や足が武器。1番・センターで起用された根来祥汰は巧打の左打者で、予選は打率.458を記録している。日本新薬の主砲・福永裕基、日本生命の外野手で皆川仁と野手の補強も強力だ。
◆パナソニック(門真市/6年連続55回目)近畿第4代表
55回目出場のパナソニック
近畿2次予選は6試合を7失点の堅守で乗り切った。予選の4勝中、3試合が「2-1」のスコアで、ロースコアの接戦が多かった。
ダブルエースの一角が右スリークォーターの與座健人だ。140キロ台後半の速球を持ちつつ、シュート、スライダー、カーブと変化球も多彩。左打者の膝下をスライダーで突くような組み立ても難なくこなす。加えて予選の24イニングで防御率0.75、3四死球と安定感は抜群だ。
もう1人の主戦格が左腕の技巧派・榎本亮。19回1/3を投げ、四死球を1つも与えていない。予選は両先発が安定していたため登板機会が少なかったものの、リリーフには鈴木佳佑、藤井聖太、北出浩喜と本格派右腕も揃う。
打線は予選で得点力不足に苦しんだものの田中宗一郎、藤井健と上位が強力。主将の法兼駿も予選は打率.211とやや低迷したが、大舞台の実績が豊富な左の巧打者だ。補強の3枠は西川雄大(日本製鉄広畑)、伊藤ヴィットル(日本生命)、廣本拓也(日本生命)とすべて野手に充てられている。
◆NTT西日本(大阪市/7年連続32回目)近畿第5代表
最後の切符を掴んだNTT西日本
予選6試合の通算成績は3勝3敗。第4代表決定戦はサヨナラで敗れた。翌日に迎えた“負けたら終わり”の第5代表決定戦で日本製鉄広畑を下し、最後の1枠を掴み取っている。
10年目の右腕・濱崎浩大が第6代表決定戦など重要な試合で先発し、4試合26回2/3を防御率0.68で乗り切った。鋭いチェンジアップ、カットボールを持ち、奪三振率も高い。大江克哉は入社3年目で、150キロ台の速球を持つ本格派右腕。本大会は補強で日本新薬の右腕・西川大地、日本生命の左腕・喜多川省吾も加わる。
打線は2次予選で精彩を欠いた。藤井健平は昨年大会で若獅子賞(新人賞)に輝き、強肩を生かした守備も光る外野手。プロ入りを有力視されて臨んだ社会人2シーズン目だったが、2次予選は打率.125と苦しんだ。
ショートの野村勇も福岡ソフトバンクホークスの4位指名は得たものの、打率.182と数字は平凡だった。“打線は水物”ともいうが、彼らの復調に期待したい。
文:大島和人
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
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