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野球 コラム 2021年11月26日

優勝候補の大阪ガス、16年ぶりのミキハウス、ドラフト指名2投手を擁する三菱重工West、55回出場のパナソニック、ソフトバンク4位指名がいるNTT西日本。都市対抗野球大会チーム紹介(近畿代表)

野球好きコラム by 大島 和人
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◆ミキハウス(八尾市/16年ぶり2回目)近畿第2代表

1995年に創部され、2005年に都市対抗初出場を果たしたものの直後に廃部。空白期間を経てクラブチームとして実績を積み、一昨年に企業チームとして復活を果たした。新体制になってからは初の都市対抗出場で、関西予選の台風の目となった。

栗山拓巳はクラブチーム時代からチームを長く支えるエースで、過去にも補強選手で東京ドームのマウンドを経験している。速球は130キロ台だが、小さく鋭く“動く”球筋で低め、左右のコースを突く32歳の技巧派右腕だ。

加えて今年から高橋康平が加わった。高橋は永和商事ウイングのエースだった32歳の右腕で、変則フォームの技巧派。彼も球速は130キロ台だがカットボール、フォークと言った“細かい変化”を駆使して打者を打ち取る。練習に取り組む姿勢など、その実力以上の影響をチームに与えている。

近畿2次予選の5試合はこの2人で乗り切っているが、補強には3年前の都市対抗で優秀選手に選ばれた右サイドハンドの藤井貴之(日本生命)が加わっている。第2代表の強みを生かして、藤井の他にも日本新薬の左腕・齋藤弘志、日本生命の大型内野手・原田拓実といった有力選手が顔を揃える。

攻撃はバントを多用し、1点をもぎ取るスタイル。そんな中で田中秀政は2次予選の5試合で打率.400、4打点を記録しているロングヒッターだ。立花允夫は1番ショートを任される30歳のベテラン。三拍子の揃ったキーマンで、過去には補強で都市対抗に4度出場している。予選では田中とともにチーム最多の4打点を挙げた。

◆三菱重工West(神戸市・高砂市/2年ぶり37回目)近畿第3代表

チーム再編で再出発の三菱重工West

三菱重工系列の4チームがWest、Eastの2チームに再編され、今シーズンから再出発を果たしている。三菱重工神戸・高砂時代は「いつ見ても守安玲緒がマウンドにいる」という印象だった。しかし、今年は若手投手が台頭し、2人がドラフトの指名を受けている。

森翔平(広島2位指名)、八木彬(千葉ロッテマリーンズ5位指名)はいずれも大卒2年目。森は左腕、八木は右腕で、いずれも150キロ台の速球を持つ本格派だ。特に森は2次予選の6試合中4試合に登板し、3試合に先発。第3代表決定戦ではパナソニックから完封勝利を挙げるなど、計20イニングを自責点0と好投している。

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