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野球 コラム 2021年10月31日

ポストシーズンで本拠地7連勝のブレーブスが王手。ワールドシリーズ第5戦展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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対するアストロズは、ベテラン右腕ザック・グリンキーが4回無失点と好投しながらも、好調のブルペンが逆転を許す手痛い敗戦を喫し、これからは最長で3試合連続してエリミネーションゲーム(負けたら終了となる試合)に臨む苦境に立たされることとなった。

歴史を紐解いてみると、ポストシーズンにおけるベスト・オブ・セブン(4戦先勝)のシリーズで第4戦を終え、3勝1敗とリードしたチームはこれまで90例中、76例でそのシリーズを制覇しており、統計的に見てもアトランタは絶対的優位に立ったといえる。

しかし、第5戦はブレーブスにとって本拠地で戦える最後の試合となり、仮に第6戦が必要となった場合は翌日が移動日になるのに加え、僅か1年前にはナショナル・リーグチャンピオンシップシリーズで、3勝1敗からドジャースに大逆転を喫した経験を持っているだけに、スニッカー監督は総力を挙げてこの第5戦に臨むことになるだろう。

前述の通り、引き続き第5戦もブルペンゲームとなるブレーブスは、誰がオープナーを務め、2番手として誰がロングリリーフをするのか明らかとなっていないが、恐らくA.J・ミンターか、ドリュー・スマイリー、あるいはその両者が重要な役割を果たすことになると予想される。

何れにしろブレーブスとしては、第4戦でロングリリーフしたライト以外のブルペン陣は臨戦態勢で臨めるだけに、前戦同様、序盤をできる限り少ない失点に抑え、ロースコアの投手戦で勝機を見出したいところだ。

一方、後がなくなったアストロズは、左腕のフランバー・バルデスが第5戦の先発マウンドに上がることになる。

バルデスはこのワールドシリーズ第1戦こそ、2回5失点と蹉跌を踏むも、アメリカン・リーグチャンピオンシップシリーズ第5戦では、レッドソックスに対し、敵地で8回1失点と珠玉のパフォーマンスを見せており、今回はバウンスバックを期すマウンドでその再現が求められることになる。

打撃面にスポットライトを当てると、今季ポストシーズンでは二死からのずば抜けた得点力の高さが話題となってきたアストロズだったが、ここ2試合は合計2得点と、打線が静まり返っている(そして二死からは無得点)。

特にタイムリーヒットが全く出ていないだけに(打点はカルロス・コレアの内野ゴロとホセ・アルトゥーベの本塁打のみで、2試合合計17残塁)、得点圏に走者を置いた状況で、どれだけ持ち前の勝負強さを発揮できるかが生命線となるだろう。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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