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アトランタvs.ヒューストン
現地10月27日(日本時間28日)にミニッツメイドパークで開催されたワールドシリーズ第2戦は、ホームのアストロズが7-2でブレーブスを下し、シリーズを1勝1敗のタイに戻した。第3戦から第5戦は、アトランタのトゥルーイストパークに舞台を移し、現地29日より3連戦で行われる。
ワールドシリーズで本拠地5連敗中だったアストロズは、先発のホセ・ウルキディが5回6安打2失点、無四球6奪三振と好投し、流れを作ると、その後の4イニングはブルペンから4人の継投でブレーブス打線を零封。
一方、ブレーブス先発のマックス・フリードは投球内容自体そこまで悪くなかったものの、要所で守備のミスや不運な安打に見舞われ、5回7安打6失点での降板となった。
しかし、ブレーブスもブルペンは4イニングを投げてアストロズ打線を最少失点に留めており、さらには中継ぎで中心的な役割を担うA.J・ミンターとタイラー・マツェックを温存することができたため、ダメージを最小限に抑えて本拠地へ戻ることになる。
ちなみに、ブレーブスは今季ポストシーズンでは本拠地で5戦全勝と無類の強さを誇っているが、ワールドシリーズの舞台では本拠地5連敗中であり、こちらもこの第2戦のアストロズ同様、次の第3戦は連敗の阻止が懸かった試合となる。
その第3戦では、ブレーブスはイアン・アンダーソン、アストロズはルイス・ガルシアと、何れも若手右腕が先発登板することになるが、『MLB.com』では「2人のルーキーが、ワールドシリーズで先発登板するのは史上8回目のことであり(タイガースのジャスティン・バーランダーとカージナルスのアンソニー・レイエスが対戦した)、2006年の第1試合以来」であることから、稀に見る「ルーキー志向の出来事」としている。
ルーキーとは言え、アンダーソンは23歳と若年ながらポストシーズンでは既に7試合に先発登板し、30回2/3を投げて3勝0敗、防御率1.47と、堂々たる実績を持っている。
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