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野球 コラム 2021年10月8日

ジャイアンツvs.ドジャース、レギュラーシーズン107勝と106勝の最強西海岸対決。ナ・リーグ ディビジョンシリーズ展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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西海岸対決 ジャイアンツvs.ドジャース

ナショナル・リーグのワイルドカードゲームは、絶対的に有利と目されていたドジャースが、クリス・テイラーのサヨナラ弾で辛くもカージナルスを下し、ディビジョンシリーズへと駒を進めた。

この結果、今季ナ・リーグのトップシードであるジャイアンツと、ワールドシリーズのディフェンディングチャンピオンであるドジャースがディビジョンシリーズで激突することとなった。

『MLB.com』は現地7日付で、「サンフランシスコとロサンゼルスのナ・リーグディビジョンシリーズを特別にしている7つのこと」と題した記事を掲載し、この同地区の宿敵同士が対戦する「西海岸シリーズ」に注目している。

記事を投稿したサラ・ラングス記者が注目ポイントの1つ目として挙げたのは、この両チームがポストシーズンで対戦するのは、今回が初めてという意外な事実。

記事によると、「これまでこの両チームは、レギュラーシーズンで2,535試合しており、これはポストシーズン初対戦のチーム同士によるそれまでの対戦回数として最多」とのこと。

続いてラングス記者が指摘したこのシリーズを特別なものにしている事実とは、これが「今季メジャーで最高の2チーム」による対戦になることであり、今季MLBのレギュラーシーズンで最高成績を収めたジャイアンツは球団史上最多勝利数を塗り替える107勝を挙げており、ドジャースは球団史上最多タイの106勝を挙げているのである。

ちなみに、同記者が3点目としてピックアップしたポイントによると、レギュラーシーズンで105勝以上したチーム同士がポストシーズンで対戦するのは、今回が史上初とのこと。

また、4つ目のポイントとして、「この2チームは今季合計213勝しているが、これはポストシーズンで対戦するチームのレギュラーシーズンにおける合計勝利数として史上最多である」という点も指摘している。記事によると、これまでは1998年のワールドシリーズで対戦したヤンキース(114勝)とパドレス(98勝)の合計212勝が最多だったとのこと。

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