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横浜DeNAベイスターズ
形成一変、万物流転。9月首位で4位浮上、と浮かれていた月曜日から、ホームの横浜スタジアムでまさかの6連敗で、またも最下位転落。まさに青天霹靂と言うしかない1週間でしたが、それでも悪いことばかりではなかったはず。気を取り直して、今回も「いいとこ」を探していきましょう。
3連勝と上り調子で挑んだ今季4勝11敗2分と苦手ヤクルトとの3連戦。思えば初戦に先発した坂本裕哉が、初回に村上宗隆に満塁弾を浴びたのが悪夢の始まりだったのかもしれない。
序盤のビハインドを取り返せなかった打線で唯一の打点をマークしたのがオースティン。満塁のチャンスでレフト線へ二者生還する二塁打を放った。プロ野球新記録の3試合連続先頭打者本塁打は逃した桑原将志もしぶとく2安打。佐野恵太も2安打したが、7回の一打同点の場面では三振に倒れた。
投手陣は、2回4失点で降板した坂本の後を継いだ4投手が好投。櫻井周斗と伊勢大夢が2イニングを無失点、シャッケルフォードは自らのミスもあり1失点したが、三嶋一輝が山田哲人と村上から三振を奪うなど、1イニングを三者凡退に抑えた。
ロースコアの接戦となった第2戦は、先発した大貫晋一が7回1失点の好投。失点も不運な形のものだったが、打線の援護に恵まれなかった。
2番手の三嶋は1イニングを0で抑えたが、9回にエスコバーが作ったピンチを、代わった山崎康晃が併殺打で切り抜けたと思われたが、リプレー検証の結果、判定が覆り、次打者の中村悠平に手痛い一打を浴びた。5安打1得点の打線では、伊藤光が先制打となるタイムリー二塁打を放ったが、7回の勝ち越しのチャンスには併殺打に倒れた。
石田健大が2019年9月以来、738日ぶりの先発となった第3戦は、新人王も視界に入ってきた牧秀悟が2本のタイムリーを含む、3安打2打点と孤軍奮闘の活躍。反撃の口火となる二塁打を放ったオースティンが外野守備でも好守を見せた。
石田は毎回のように走者を許すも粘りの投球を見せたが、一発に泣いた。ピープルズが2イニング、田中健二朗と櫻井が1イニングずつを無失点に抑えたが、4番手の砂田毅樹が勝敗を決定付ける一発を浴びた。
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