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野球 コラム 2021年9月23日

2001年のイチローも同様、今年のMVPはMan of the Yearの大谷翔平だ

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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大谷翔平

大谷か?ゲレーロ・ジュニアか?ア・リーグのMVP論争がヒートアップしているが、そもそもこのアワードにはどんな選手が相応しいのか、私見を述べたい。

今季の同リーグのMVPはだれがなるべきか?シーズンの2/3を消化した時点までは圧倒的にエンジェルスの大谷翔平を推す声が大きかったが、その後やや雲行きが変わった。8月以降、打者大谷が打率.208、本塁打8本(9月21日現在、以下同様)と失速しているのに対し、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロ・ジュニアは同期間で打率.309&13発とペースを上げたからだ。彼は46本塁打でロイヤルズのサルバドール・ペレスと並びリーグトップ。大谷は21日のアストロズ戦で10試合ぶりの45号を放ったが、彼らの後塵を拝し第3位。エンジェルス、ブルージェイズともまだ11試合残しているので予断を許さないが、前半飛ばしに飛ばし、後半はやや疲れの見えた大谷に対し、後半一気に追い上げたゲレーロ、という図式になっている。

また、両選手とも歴史的な金字塔を打ち立てる可能性が語られてきた。言うまでもなく大谷の場合は、1918年のベーブ・ルース以来となる10勝&10本塁打(達成できれば彼の場合は10勝&40本塁打だが)、ゲレーロ・ジュニアは史上のべ18人目(MLBが「メジャー・リーグ」と認定したかつてのニグロ・リーグでは10度達成されているが、ここでは除外する)の三冠王なるか?だった。

大谷の場合、現地19日のアスレチックス戦での8回2失点の熱投が10勝目に繋がらなかったのは残念だったが、今季の先発登板はスケジュール的にはあと2度可能だ。可能性は十分あるだろう。

ゲレーロ・ジュニアは現在打率が1位で本塁打が1位を分け合っているが、打点では本塁打数で並ぶペレスに10点差を付けられている。残り試合を考えると、それこそ1試合5打点というような荒稼ぎ(その場合、本塁打もマルチだろう)が複数回ない限りかなり苦しいだろう。

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