人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
打撃陣は初回にオースティンと宮崎が2者連続本塁打。スタメンマスクの戸柱恭孝が貴重な追加点となるタイムリーなど2安打1打点と活躍した。桑原と佐野がまたマルチ安打で打線は11安打を記録したが、9回の無死1・2塁のチャンスを生かせないなど、結果的に拙攻も響いた。
週末はヤクルト、阪神と1試合ずつの変則日程。先発の京山将弥が3回5失点と試合を作れず完敗した神宮でのヤクルト戦では、池谷蒼大が4月10日以来の一軍登板で2回無失点の好投を見せた。打撃陣は柴田と代打で登場した戸柱がタイムリーで打点を記録。宮崎の2安打など1番から5番まで全ての打者が安打を放ったが、打線としてつながりを欠いた。
首位阪神を地元に迎えた日曜日の試合は、エースの快投と一発攻勢で完勝となった。オースティンが2本塁打を含む、3安打5打点の活躍でお立ち台に。佐野は初回の逆転2ラン本塁打で試合の流れを引き寄せた。桑原が2安打1打点、柴田は無安打も2四球に犠打1つと1、2番コンビが機能した。
投手陣は先発した今永昇太が8回1失点、今季2度目の2ケタとなる11奪三振で4勝目をマークした。9回はシャッケルフォードが打者2人を抑えた後、左ひじ手術から育成契約を経て、6月に支配下登録へ返り咲いた田中健二朗が、2018年以来となる一軍マウンドへ。小野寺暖をピッチャーゴロに打ち取って涙の復活劇となった。
宮國で始まり、田中で締めくくった1週間は、Aクラス3チームを相手に3勝1敗1分で優勝争いにも大きく影響する結果となった。中日、広島との日々入れ替わる4位争いも熾烈になっているが、残りの1ヶ月半、ベイスターズはペナントレースのカギを握る存在になる気配もある。
上位3チームの争いに割って入る事が無理だということは、もちろんみんなわかっている。もっと試合があれば、と負け惜しみを言いたくもなる。それでもせめて、残りの30試合超は来季に向けて、という高尚なことだけでなく、優勝戦線をかき回してもらいたい。
◆先週のベイスターズ
7日(火)◯ 8-2 巨人
8日(水)◯ 4-1 巨人
9日(木)△ 5-51巨人
11日(土)● 2-9 ヤクルト
12日(日)◯ 8-1 阪神
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 広島 vs. 福岡ソフトバンク(03/24)
3月24日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 中日 vs. 千葉ロッテ(03/23)
3月23日 午後1:55〜
-
【先行】J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 中日 vs. 千葉ロッテ(03/24)
3月24日 午後1:25〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 中日 vs. 千葉ロッテ(03/22)
3月22日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 広島 vs. 横浜DeNA(03/17)
3月17日 午後12:55〜
-
【限定】カープ道 2024 ポジティブ鯉党が盛り上げます! 「新井カープは今年もアツいぞ!しゃ!」 前半戦(広島ホームテレビ2024年3月20日放送分)
3月27日 午後10:00〜
ポジティブ鯉党が盛り上げます! 「新井カープは今年もアツいぞ!しゃ!」 前半戦(広島ホームテレビ2024年3月20日放送分)
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 広島 vs. 横浜DeNA(03/16)
3月16日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 ~オープン戦~ 中日 vs. 楽天(03/20)
3月20日 午後1:55〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!