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野球 コラム 2021年8月12日

【横浜好き】アピールできた選手も多かったエキシビジョンマッチ「週刊ベイスターズいいとこどり」8月2日~9日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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函館で3連敗となった第3戦は、途中出場の宮本秋明が2安打2打点の活躍。伊藤光が2安打1打点、ソト、関根、細川も複数安打で牧がタイムリー1本、森は3試合連続安打をマークした。リリーフ投手が軒並み失点した投手陣だが、後半戦の開幕投手が有力な今永昇太が6回2失点とまずまずの投球を見せた。

エキシビジョンマッチ最後のカードは大阪でオリックスと2連戦。京セラドームでDeNAが裏の攻撃という変則試合となった初戦は、劇的な結末が待っていた。

3点ビハインドで迎えた9回、先頭打者の関根が三塁打を放ち、宮崎敏郎の内野ゴロの間にまず1点。さらに森が安打で続き、牧がフルカウントから右中間スタンドに飛び込む同点の2ラン本塁打。四球で出塁した柴田竜拓の代走・宮本が二盗に成功し、楠本の1・2塁間への安打で宮本が本塁まで生還した。

ベイスターズが大阪で、しかもビジター用のユニフォームでのサヨナラ勝ちと、非常にレアな結末となった。投手陣は先発した大貫晋一が6回を投げて被安打5、6奪三振で3失点。砂田毅樹、エスコバーが1イニングずつを無失点に抑えた。

通常通りのオリックス後攻で行われたベイスターズのエキシビジョンマッチ最終戦は、終盤の大量失点で大差の完敗だった。

先発した濱口遥大は左脇腹炎症から45日ぶりの一軍登板。5回途中まで107球を投げて3失点、7奪三振も5四球と荒れ気味の内容だったが、三浦大輔監督は「しっかり腕は振れていた」と、後半戦のローテ入りにゴーサインを出した。

攻撃陣は、9回に代打で登場した細川がレフトスタンドへ豪快な一発。牧がタイムリー二塁打と復調気配で、桑原も2試合連続マルチヒットを記録した。

オリンピックブレイク中に行われたエキシビジョンマッチは2勝7敗1分。安打は出るが得点につながらない攻撃陣や、三嶋をはじめとするリリーフ陣の不調など、不安点も多かったが、森や楠本、関根、宮本など、後半戦に向けてアピールが目立った選手も多かった。

後半戦は残り57試合。順位云々を言うのは厳しいかもしれないが、今年だけでなく、来年も再来年も、野球は続く。先につながる試合をするために、大事なのは前を向くこと。後半戦も、とにかく全力出して行こう!

◆先週のベイスターズ(エキシビションマッチ)

4日(水)● 2-5 北海道日本ハム
5日(金)● 1-4 北海道日本ハム
6日(土)● 4-8 北海道日本ハム
8日(日)◯ 5-4 オリックス
9日(月)● 2-11オリックス

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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