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菊池雄星、8勝目ならずも好投
マリナーズの菊池雄星は現地8月8日(日本時間9日)、敵地ヤンキースタジアムでのヤンキース戦に先発登板し、5回4安打無失点、6奪三振3四球の好投でチームの勝利に貢献した。
『MLB.com』は同日付で掲載した試合の速報記事のなかで、「日曜の午後の2-0の勝利により、マリナーズはポストシーズンへのレースで追っている相手に対する4試合のスイープ(シリーズ全敗)を回避した」とした。
そして、「オールスター投手のユウセイ・キクチは、5回を投げ、6月12日以来となる無失点ピッチングを披露」と、スコアレスのまま降板となったことで、勝敗こそつかなかったものの、チームに勝利を呼び込む好投をした左腕の活躍を伝えた。
一方、スポーツニュースサイト『TNS』は、同日付で掲載した記事の冒頭で、「ユウセイ・キクチとブルペンがヤンキースを6安打に抑え、カイル・シーガーがスコアレスの同点で迎えた8回に適時二塁打を放ったことで、マリナーズは2-0でヤンキースに勝利し、シリーズ4連敗を免れた」と試合をサマライズ。
記事によると、ヤンキースを率いるアーロン・ブーン監督は、この日のシアトル投手陣について、「向こうのブルペンは、とても良い仕事をして、我々を零封したと思う」。
「実際、我々はキクチに対しては、かなり良い打撃が何度もあったと思う。我々は試合を通して彼を苦しめていたし、何度も鋭い打球を放った」と述べ、左腕を攻略し切れなかったことを悔やんだとのこと。
なお、記事では零封パフォーマンスを見せた左腕について、「キクチは騙すような投球で、何度もヤンキースの打者の体勢を崩した」としている。
さらにマリナーズのスコット・サービス監督は、この日の菊池の投球について、「立ち上がりから質の高い投球がかなり良かった。ヤンキースはこっちに忍耐を強いるから。彼らはあまりボール球に手を出さないんだ」と述べたと伝えている。
J SPORTS 編集部
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