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ブルペンでの投球を再開した大谷
エンジェルスの大谷翔平が2ヶ月連続でアメリカン・リーグ月間MVPに輝いた。『MLB.com』は現地2日付でこのニュース記事を掲載。記事によると、MLB両リーグを通じて2ヶ月連続の月間MVP受賞は、2012年の8月と9月に同賞を獲得したチェイス・ヘッドリー以来であり、アメリカン・リーグでは同年のジョシュ・ハミルトン以来とのこと。
記事では7月のリーグMVPに輝いた大谷の活躍について、「ヘイローズ(エンジェルスの愛称)のスーパースターは先月も引き続き二刀流の輝きを放ち、打席では23試合で9本塁打、19打点、16四球、打率.282/出塁率.396/長打率.671の成績を残し、投げては20回を投げ、17奪三振1四球、防御率1.35とした」と振り返った。
なお、既報の通り、大谷はダグアウトで手にファウルボールを受けたことによる負傷のため、次回登板の具体的な予定は発表されていないが、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者、同日付で投稿した記事の中で、大谷がブルペンセッションで投げたと伝えている。
ボリンガー記者は記事の冒頭で、「7月のア・リーグ月間MVP獲得が発表された当日、二刀流スターは月曜のグローブライフフィールドにて、投球を通常営業に戻すべく取り組んだ」とし、「彼はレンジャーズとのシリーズ初戦での指名打者として先発出場を前に、ブルペンセッションで投げた」と伝えた。
記事によると「ジョー・マドン監督は、金曜に始まるドジャースとのフリーウェイシリーズまで待たずに、オオタニはテキサスで投げるかもしれないと述べた」とのことで、マドン監督がマウンド上の大谷について、「彼は好調だ。彼は(水曜の先発投手の)候補だね」と述べたと伝えている。
また、オールスター後の大谷の成績についてマドン監督は、「オールスター後の今現在、彼はちょっとした休止状態に入っているかもしれないが、その大きな要因は保護主義にあるね」。
「我々は、彼の後に打つ何人かの選手たちの体調を万全に戻し、彼に対して勝負してもらえるようにしなければならない。今は誰も彼にストライクを投げたがらない」。
「選手の状態が戻ってくれば、その辺は改善すると思う。全ては相互で繋がっているんだ。選手たちの状態が良くなれば、彼は好調になるよ」と述べたとのこと。
J SPORTS 編集部
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