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後半戦初ホームラン
マリナーズの大谷翔平は現地7月18日(日本時間19日)、本拠地エンジェルスタジアムでのマリナーズ戦に2番・指名打者で先発出場すると、9回の第5打席に、後半戦初ホーマーとなる第34号2ランを右中間スタンドへ運んだ。
シリーズ最終戦となったこの試合は、大谷とホセ・イグレシアス(2人合わせて7打数4安打4打点)以外の打者が沈黙したエンジェルスが4-7で敗れた。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、大谷がオールスターブレーク明けに陥っていた、ささやかなスランプを見事な一振りで脱したことから、同日付で投稿した記事の冒頭で以下のように伝えた。
「二刀流スターのショウヘイ・オオタニは、日曜のエンジェルスタジアムでのマリナーズ戦で、3打数2安打とし、2ランホーマーを放って、今週始めに出場したクアーズフィールドでのホームランダービーと、オールスターゲームによる長引く影響の懸念を払拭した」。
記事によると、「エンジェルスのジョー・マドン監督は、ここ数日間、オオタニのメカニクスはズレていたが、ジェレミー・リード打撃コーチとの取り組みにより、打席でのバランスがより良くなったと述べた」とのこと。
大谷による後半戦初本塁打について、「彼はこのところ、メカニクス的に少しズレていて、より引っ張るモードに入っていただけに、私は彼の今回のホームランがほとんど真ん中への打球だったので、気に入っているんだ。(短期的な不調の原因は)疲労によるものではなく、技術的な側面によるものだったんだ」と述べたとのこと。
一方、地元紙『オレンジカウンティレジスター』も同日付で電子版に掲載した記事の副題で、「ショウヘイ・オオタニはメジャーリーグトップの34号ホームランを放った」と伝え、上記のマドン監督のコメントを掲載した。
だが、記事の見出しは「エンジェルスはマリナーズに敗れ、フレッチャーの連続安打記録は止まる」とし、この試合でデイビッド・フレッチャーの連続安打記録が途絶えたことを大きく扱った。なお、フレッチャーによる26試合連続安打は、球団歴代2位の記録だった。
大谷は現地19日(日本時間20日)に行われる敵地でのアスレチックス戦で、今季14度目の先発登板を果たすとともに、リアル二刀流での出場で打席にも立つことが見込まれている。
J SPORTS 編集部
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