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ロースコアの接戦となった中日との初戦は、国吉祐樹とのトレードで加入した有吉優樹が移籍後、初登板初先発。敗戦投手となったが、7回2死まで2失点と試合をつくり、三浦大輔監督に「後半戦は先発ローテ入りを考えたい」と合格点をもらった。
打撃陣は、佐野がこの日唯一の得点となるタイムリーを含む2安打で、オースティンを抜いてリーグ首位打者に浮上した。
9安打と塁上を賑わしながら2併殺など拙攻が目立った第2戦、得点は2安打を放ったソトの2ラン本塁打による2点のみに終わった。佐野は全てシングルヒットの3安打で打率トップをキープ。桑原、宮崎もマルチ安打を記録したが、代打も含めた7番以降の下位打線が無安打に終わった。
終盤の追い上げで引き分け、同一カード3連敗を回避した3戦目は、佐野が、9回土壇場の同点タイムリーなど、3安打猛打賞と大当たり。オースティンと宮崎がともにタイムリーを含む2安打、牧修悟も6月10日以来となる12号本塁打など2安打、さらに2番・ショートで今季初スタメンの森敬斗も初回の犠打から2打席連続安打と活躍した。
投手陣は4番手として7月初登板となった伊勢大夢が1イニングを無失点。エスコバーが8回を締めた後、9回に登板した三嶋は1死満塁のピンチを招いたが、代打の木下拓哉を併殺打に打ち取って引き分けに持ち込んだ。
チームが軌道に乗り始めた6月から、7月はカード勝ち越しなし。先週もBクラスの2チームとの6連戦で1勝4敗2分。2ケタ安打を記録した2試合でいずれも敗れるなど投打が噛み合わない、なんとも歯がゆい1週間だった。
それでもスター候補の森が今季初の一軍で颯爽としたプレーを見せ、ファームでは2018年に11勝を挙げて新人王に輝いた東克樹が、トミージョン手術から688日ぶりに実戦登板して好投するなど、明るい話題も少なくない。
晴れた日が続くわけじゃない。それでも小さな幸せはある。いいとこばかりじゃないが、ペナントレースはまだまだ続く。
◆先週のベイスターズ
・06日(火)◯ 4-2 広島
・07日(水)△ 3-3 広島
・08日(木)● 3-5 広島
・09日(金)● 1-3 中日
・10日(土)● 2-6 中日
・11日(日)△ 5-5 中日
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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