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左から桑原、宮崎、佐野
横浜スタジアムが東京オリンピック仕様で完全に別球場に様変わりしていた、というニュースも流れた7月。そういえば、スタンドもオリンピックの収容人員を意識して増設したんですよね…。世の中、なかなか思い通りにはいかないもの、ということで、広島、名古屋に遠征した先週のベイスターズ、いいとこを探していきましょう。
チーム状態も順位も上がってきた、とは言え、現実的に言えば最下位争いとなる広島との敵地での3連戦。初戦は佐野恵太が6月20日以来の本塁打となる決勝2ランを含む2安打2打点。オースティンは先制の2ラン本塁打と、この日は3、4番の2発で全得点を叩き出した。
投手陣は、先発した坂本裕哉が4回2失点で降板した後、リリーフ陣が広島に得点を許さなかった。2番手の桜井周斗が2イニングをパーフェクトに抑えてホールドを記録。3番手で登板して1イニングを抑えたシャッケルフォードが13試合目の登板で来日初勝利をマークした。リードした後の8回はエスコバー、9回は三嶋一輝が危なげない投球で試合を締めくくった。
今永の後を継いだエスコバーが1イニングを無失点。同点の9回に登板した三嶋は2死2、3塁とサヨナラのピンチを招いたが、最後の打者をセンターフライに打ち取って敗戦は免れた。
打線は佐野が2試合連続の先制弾に二塁打も放って4打席中3打席で出塁と、高校時代を過ごした広島の地で躍動した。先制弾と同じイニングにソトも2ラン本塁打で続いたが、この日も得点は2本の本塁打によるものだけだった。
カード勝ち越しを狙った第3戦は相手を上回る11安打を記録したが、6連投のエスコバーが、6月9日以来の失点で逆転負けを喫した。復帰戦が雨で流れ、75日ぶりの先発となった上茶谷大河は5回3失点で降板。
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