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野球 コラム 2021年7月11日

大谷翔平、水原通訳がホームランダービーで捕手を務める

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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水原通訳がホームランダービーの捕手に

最近、大谷翔平の歴史的な活躍と比例する形で、現地での人気が上昇している水原一平通訳だが、来週開催されるオールスターゲーム前日のホームランダービーで、二刀流スターの捕手を務めることが明らかになった。

地元紙『ロサンゼルスタイムズ』は、電子版にて現地10日付でこのニュースを伝えており、記事よると水原通訳は、今回の“大任”について、現地メディアの記者たちに対し、「いつも通りのことができれば、彼は良い順位に行けると思います」。

「僕にできることはほとんどありませんね。僕は座っているだけなので、特等席で見られるということだと思います」と述べたとのこと。

また、記事によると、水原通訳を捕手とするのは、大谷の発案によるものとのことで、これについて、水原通訳は、「捕手のすべきことはほとんどないので、捕手を連れて行く必要はないと思いました」。

「僕は全てに心を躍らせています。彼は(オールスターで)恐らく打って投げることになります。史上初のことですね。ホームランダービーを含め、全てを楽しみたいと思います」と述べたとのこと。

記事では、南カリフォルニアのダイアモンドバー高校を経て、2007年にカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業し、2012年にヤンキースのスプリングトレーニングで岡島秀樹の通訳を務めた後、日本ハムで通訳を務めた水原通訳の来歴を紹介。

それと共に、今季序盤にジョー・マドン監督が水原通訳について、「イッペイの果たしている役割は大きい。そこは軽視したくないね。彼らは良いチームを作り上げているよ」と評したコメントを掲載した。

『MLB.com』も、このニュースを単独の記事で伝えており、エンジェルス担当のレット・ボリンガー記者は、記事の冒頭で、「月曜夜のホームランダービーで、通訳のイッペイ・ミズハラが彼の捕手を務めることとなった」。

そのため、「来週コロラドのクアーズフィールドで開催されるオールスターで二足の草鞋を履くのはショウヘイ・オオタニだけではなくなった」と、水原氏も通訳と捕手の二刀流で球宴に参加する旨を伝えた。

なお、水原通訳は現地10日に敵地Tモバイルパークで行われたマリナーズ戦の試合前に、ド派手なプロテクターをつけて事前練習を行った。

それについて記事によると、これはマックス・スタッシーが独立記念日の7月4日の試合で使用した物であり、水原通訳は「これは独立記念日用だったんです。だから、彼はオールスターゲームにピッタリだと言ってくれたんです」と述べたとのこと。

オールスターのみどころが、また1つ増えたようだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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