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前田の影響もありロブレスは日本贔屓
『MLB.com』の伝えるところによると、かつてエンジェルスで大谷翔平のチームメイトとしてプレーし、現在はツインズで前田健太のチームメイトとしてプレーするハンセル・ロブレス投手は大の日本贔屓のようだ。
同サイトでツインズを担当するドヒョン・パク記者は、現地24日付で「ロブレスは大の日本ファン」と題した記事を投稿し、その詳細について伝えている。
記事によると、日本に関するあらゆるものに好意を持っているロブレスにとって、日本文化は「気を引く」存在であり、「ロブレスはなぜ日本文化が気になるのかについて、はっきりと説明はできないと述べているが、これは彼が常に興味を持ってきたことであり、キャリアのどこかの時点で、2年間はぜひ、日本で投げてみたいと語っているほど」とのこと。
ドミニカ出身の右腕が日本好きになったのは、エンジェルスに時代に端を発しているとのことで、記事によるとツインズで前田の通訳を務める関崎大地氏は、このことについて以下のように述べている。
「彼の日本に対する好意は、アナハイムでショウヘイと(通訳の)イッペイ(水原氏)と過ごした日々からのことだと思いますが、彼の日本に対する愛はとにかく信じられないくらい凄いんです。日本のことであれば何であれ、彼は興味を持つのです」。
最近、メディアに対して行ったオンライン会見で、「ロブレスは誇らし気に手書きの日本語が書かれたヘッドバンドを着用していた」とのことで、そこには「彼のニックネームである“カバージョ・ブランコ”の日本語訳が書かれていた」と記事では伝えている。
ちなみに、カバージョ・ブランコとは英語に訳すと“White Horse”となるため、恐らくヘッドバンドには“白馬”と書かれていたのではないかと推察される。
なお、記事によると、ロブレスがこの日本語の書かれたヘッドバンドを着用する習慣は、今年のスプリングトレーニングから始まったとのことで、「冗談好きで有名なマエダが、ロブレスのヘッドバンドに日本語で“Kenta Love”と書いたのがきっかけであり、これはそこから続いている」とのこと。
このやりとりについて、関崎通訳は「ロブレスは意味が分かっていませんでした。何が書かれているか、彼は見当もつかなかったんです。でも、彼はケンタが大好きなので、理に適ってはいますね」と述べている。
記事によると、ヘッドバンドの文言は毎回、前田が決め、関崎通訳が手書きで文字を書き入れているとのこと。今後はロブレスのヘッドバンドに何が書かれるかは、ファンにとって楽しみの1つになりそうだ。
J SPORTS 編集部
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