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野球 コラム 2021年6月13日

菊池雄星、好投も勝ち星つかず。救援が9回2死走者なしから3点差を追いつかれる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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マリナーズの菊池雄星は現地6月12日(日本時間13日)、先発登板した敵地でのインディアンス戦で珠玉のパフォーマンスを披露するも、リリーバーが逆転を許し、勝ち星と各紙のヘッドラインの両方を失うこととなった。

今季、シアトルの先発ローテーションを牽引する左腕は、この試合で7回を投げ、3安打無失点、6奪三振3四球と快投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたのだが、救援投手の失態により勝敗はつかず、試合は5-4でインディアンスが逆転勝ちした。

現地局『CBSスポーツ』は、同日付で電子版に掲載した記事の中で、この日の菊池の投球について、「キクチは土曜の試合で、9回裏にラファエル・モンテーロがセーブに失敗するまで勝ち投手の権利を持っていたが、勝利投手となれなかったことも、左腕が膝に問題を抱えながら今週を過ごしつつ、今季最高のパフォーマンスを発揮したという事実を霞ませることはなかった」と伝えた。

菊池、好投も勝ち星つかず

同様に『MLB.com』も快投した菊池に同情的なスタンスで記事を綴っており、モンテーロの救援失敗にフォーカスした試合のラップアップ記事の中で、9回二死から左腕のベストパフォーマンスが水泡に帰したことについて、「2つのゴロ死により、物事は静かに幕を閉じ、この日の話題は7回無失点としたキクチで持ち切りになるはずだった」と伝えている。

現地紙『シアトルタイムズ』も試合を振り返る記事で、救援に失敗したモンテーロに焦点を当てつつ、菊池ついては、「キクチはもっと良い結果に値した」と伝えた。

また同記事では、この試合で中盤から終盤にかけて素晴らしい投球を見せた左腕について、「不安定な立ち上がりを経たキクチは、3回に捕手のマーフィーから助言を受けた」とした。

その上で、その内容について、「マーフィーは、キクチが本塁方向ではなく、一塁の方へ向いて投げ終えていることに気付いた」とし、「キクチは彼のメカニクスを修正することができ、最後に対戦した14人中13人を打ち取った」と、捕手との会話による修正能力の高さが好投に繋がったことを伝えた。

勝利という目に見える結果はついてこなかったが、3年目の覚醒を見せる菊池の評価は、右肩上がりが続いているようである。

J SPORTS編集部

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