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エンジェルスの大谷翔平は2番・指名打者で先発出場した現地6月8日(日本時間9日)のロイヤルズ戦で、今季17号2ランを放つなど、3打数2安打1四球と活躍し、チームの8-1での勝利に貢献した。
【 #エンゼルス 】 #大谷翔平 が1回裏に先制の2ランホームランを放ちました
— MLB Japan (@MLBJapan) June 9, 2021
打球は飛距離143メートルで右中間スタンドへ突き刺さりました #日本人選手情報 pic.twitter.com/dVqG2DLaHr
なお、大谷の2ラン弾は打球初速が時速111.7マイル(約179.8キロ)に達し、飛距離はキャリア最長の470フィート(約143.3メートル)を記録した。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、試合直後に投稿した速報記事で、二刀流スターがこの試合の第1打席で放った特大本塁打について、「オオタニはカウント2-2からブビックのチェンジアップを餌食とし、4月4日のホワイトソックス戦で右腕のディラン・シースから放ったそれまでの自身最長である451フィートを越える、キャリア最長ホームランを放った」と伝えた。
17号はトップと1本差
記事によると、この大谷の特大弾はスタットキャストによる計測が始まった2015年以降では、球団歴代5位の飛距離とのこと(本塁打飛距離のエンジェルス歴代1位から4位は全てトラウトが保持)。
また、大谷は第2打席で打球初速112.6マイルの二塁打を打っており、ボリンガー記者は「これで彼は、1試合で打球初速111マイル以上の長打を2本以上打った2人目のエンジェルスの選手となった」と伝えている。ちなみに、記事によるとこれまでエンジェルスの選手で、大谷以外でこれを達成したのは2015年5月18日のクリス・アイアネッタのみ。
一方、現地紙『オレンジカウンティレジスター』は、初回に飛び出した大谷の先制ホーマーについて、「この一発が試合を方向付けた」としており、エンジェルスを率いるジョー・マドン監督は大谷の特大ホームランについて、「あれがあの投手(クリス・ブビク)に対してインパクトを与えたのは間違いないところだね」とコメント。
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