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野球 コラム 2021年6月9日

【ハイライト動画あり】慶應義塾大学、唯一の国立勢・和歌山大学との接戦を制しベスト8進出。全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 大島 和人
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6月9日(水)2回戦 神宮球場第3試合

第70回全日本大学野球選手権記念大会は7日に開幕し、本日が大会3日目。神宮の第3試合は和歌山大学(近畿学生連盟)と慶應義塾大学(東京六大学連盟)の2回戦だった。

和歌山大は4年ぶり2回目の出場校で、今大会の出場校の中で唯一の国立大学。1回戦は強豪・九州産業大学(福岡六大学連盟)を倒し、快進撃を見せている。

先発は昨日の1回戦で6イニングを投げた瀬古創真(4年/水口東)が今日も任された。瀬古は165センチの小兵で、速球も130キロ台。しかも春のリーグ戦は無勝利という伏兵だが、低めへの制球と変化球のキレを武器に、今日も好投を見せる。

慶應義塾大は3回表、9番・朝日晴人(3年/彦根東)が一死2塁からレフトフェンス直撃のタイムリーを放ち、1点を先制する。しかし、和歌山大は3回裏、二死から3番・安田圭吾(4年/駒大苫小牧)が左中間を破るタイムリー二塁打を打ち、すかさず同点に追いついた。

慶應義塾大の先発はエース森田晃介(4年/慶應)だったが、6回まで毎回走者を許す投球内容。リーグ戦は34回3分の1で、4四死球しか許さなかった彼が、今日は7イニングで4四球とやや苦しんだ。しかし、森田は要所を締め、試合は1-1で終盤を迎える。

慶應義塾大は7回表、ついに試合の均衡を破る。8番・新美貫太(4年/慶應)が一死からレフトオーバーのタイムリー二塁打を放って勝ち越すと、1・3塁とチャンスを広げて代打・古川智也(3年/広島新庄)もセンター前タイムリー安打で続く。

さらに2番・渡部遼人(4年/桐光学園)がスクイズを決め、4-1と一気にリードを広げた。そして和歌山大の先発・瀬古もこの回で降板する。慶應義塾大は8回裏に2番手の左腕・渡部淳一(3年/慶應)が1失点を喫したものの、逃げ切りに成功。4-2で和歌山大を下し、準々決勝進出を決めている。

全日本大学野球選手権2021

【ハイライト】和歌山大学 vs. 慶應義塾大学

◆試合結果

慶應義塾|0 0 1 0 0 0 3 0 0|4
和歌山大|0 0 1 0 0 0 0 1 0|2

◆バッテリー

・慶應義塾:○森田、渡部淳-福井
・和歌山大:●瀬古、直江、宮浦-安田

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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