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野球 コラム 2021年6月6日

慶應義塾大学、「地の利を生かして」日本一を目指す。全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 慶應スポーツ新聞会
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攻守でチームを支える福井。持ち前のキャプテンシーで「日本一」へ導く

昨季の秋季リーグ戦、あとアウト1つが奪えずに逃した優勝。新チーム始動に際し、主将・福井章吾(環4・大阪桐蔭)は「勝ちに貪欲に」と、泥臭く戦う姿勢を求めた。チームとして掲げた目標は「ワセダに勝つ、リーグ優勝、日本一」。昨季の雪辱を期して春季リーグ戦に臨んだ。

しかし、大事な初戦で法政大学のエース・三浦銀二(キャ4・福岡大大濠)の前にまさかのノーヒットワンラン。王座奪還を目指すチームにとって、あまりに厳しすぎる船出となった。試合後のミーティングでは、制球力の高い三浦が6四球を与えたことをポジティブに捉え、攻め方を大きく変えることなく、翌日の試合で打って勝とうと気持ちを切り替えたという。

堀井哲也監督が今季のターニングポイントだったと振り返った法大2回戦では、大型左腕・山下輝(キャ4・木更津総合)を打ち崩して快勝。自信を取り戻した慶應義塾大学の快進撃が始まった。

1敗からの5連勝と勢いに乗り、迎えた首位・立教大学との天王山。1回戦では打線が爆発し、大勝。一転、緊迫した投手戦となった2回戦では、4番・正木智也(政4・慶應)が値千金の勝ち越し3点本塁打を放ち、優勝を大きく手繰り寄せた。

翌週、ともに優勝の可能性が残されていた立大と明治大学のカードが1勝1敗という結果となり、両校の優勝が消滅。慶大の優勝が決まった。厳しいスタートとなったリーグ戦だったが、各々が各々の持ち場で力を発揮し、早慶戦を待たずして成し遂げた「リーグ優勝」。

だが、昨季の屈辱を晴らすべく臨んだ早慶戦は1勝1敗と痛み分け。「ワセダに勝つ」という目標の達成は来季に持ち越しとなった。

◆東京六大学 春季リーグ戦 順位表

1位 慶應義塾 勝ち点8 (8勝2敗)
2位 立教大学 勝ち点6.5(6勝3敗1分)
3位 明治大学 勝ち点6 (6勝4敗)
4位 法政大学 勝ち点4.5(4勝5敗1分)
5位 早稲田大 勝ち点3.5(3勝6敗1分)
6位 東京大学 勝ち点1.5(1勝8敗1分)
※各校10試合勝点制

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