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野球 コラム 2021年5月29日

【広島好き】ゴッホ向井ブルーの「二俣翔一の化け方を楽しみに」

野球好きコラム by ゴッホ向井ブルー
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そんな運動神経抜群の二俣選手のことを、東出コーチも「とにかく身体の使い方が上手い、打たせてもよかった。高卒ルーキーで最近の中だと、鈴木誠也を見たときみたいな綺麗なスイングしてるよ」と大絶賛していました。

ちなみに運動神経抜群エピソードでいうと、二俣選手が高校生のときに、体育の時間に野球部チームとバスケ部チームで、バスケのミニゲームをしたら野球部が勝ちました、というのもあります。

野球もサッカーもバスケも、何をやらせてもできちゃうんです。どれか1つでいいんで球技のセンス僕に分けてほしいです。

そんな二俣選手も今や野球一筋。プロの世界に入り、目標はまずは支配下登録。初めて参加したキャンプでは沢山の先輩方に混ざり、色々なことを経験しました。中でも一番の思い出は、カープのエース大瀬良大地投手から突然の「俺の球受けてよ」というブルペンでのお誘いでした。

二俣:「キャンプの第1クールで、ブルペンでいきなり大瀬良さんから『俺の球受けてよ、よろしく』と言われました。最初はマジかよ?っていう感じだったんですが、球を受けさせてもらっててやっぱり流石と、12球団トップクラスのピッチャーなんで感動しました。

あと終わったあとに大瀬良さんから『自分はこういうクセがあるから、もしこうなってたら言ってくれ』っていう風に言ってくれたり、色んなことを教わりました」。

プロに入って早々に球団のエースの球をブルペンで受けさせてもらえる選手は少ないでしょう。しかし、これから先は『捕手』という場所にこだわるのではなく、『チャンス』を与えて貰える居場所を作ると語ってくれました。

二俣:「今は居残りでサードの練習をずっとやっています。元々、中学と高校のときにもショートをやってました。この12球団の中でも一番キャッチャーの層が厚いカープで、チャンスがあればキャッチャー以外でもやりたい。少ないチャンスの中でも出れるなら外野でも内野でもやりたいです」。

ファームでのデビューは4月16日阪神戦、7番DHでのスタメン出場でした。2打席目、放った当たりはそのままライトスタンドへ。プロに入っての初安打はホームランでした。

1年後?2年後?3年後?沢山のカープファンがワクワクしながら見つめるその先には打席で構える二俣選手、そんな大舞台を作るには、まずは今背負っている番号を小さくしなければなりません。

二俣選手の化ける瞬間を楽しみに、東出馬券を握り締めながら応援します。

文:ゴッホ向井ブルー

ゴッホ向井ブルー

広島県大竹市出身。アメトーーク「広島カープ芸人」出演。1990年2月生まれのカープファンで3連覇を全て現地観戦。広島ホームテレビ「みみよりライブ5up」の月曜レギュラー。同じ月曜レギュラーの北別府さんとゴッホがクイズコーナーで不正解を出し続けた結果、コーナーが別の曜日に移動した。地元のおじいちゃんおばあちゃんからは名前が覚えづらいらしく「カープくん」と呼ばれている。

>>Instagramアカウント
@goghmukaiblue(https://instagram.com/goghmukaiblue/

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