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濱口遥大と小川泰弘の2人の開幕投手による息詰まる投手戦となった第2戦は、濱口が7回まで打たれた安打はわずか3本、課題の投球数も94球と完璧に近い投球を見せたが、西浦直亨に2ボールから甘く入ったストレートを打たれ、一球に泣く結果となった。
1イニングを打者3人、9球で仕留めたエスコバーが7ホールド目を記録した。4安打に終わった打線では、スタメンマスクを被った伊藤が2安打をマークし、打率は4割に達した。
カード勝ち越しのかかった第3戦は、今季初先発となった今永昇太が5回途中6失点で復帰後初勝利はならなかった。
拙攻も目立ったが、10安打で5得点を記録した打線では、牧が2本の二塁打と内野ゴロの間に打点を記録。3番の佐野が2安打2打点。宮崎もマルチ安打を記録し、9回に代打で登場した山下幸雄がタイムリーを放って今季4打点目を挙げた。
ペナントレース序盤のセ・リーグとの対戦が終わり、48試合で13勝29敗6分、5位の中日とは5.5ゲーム差の最下位。
勝率.310はセ・リーグの打率部門でもトップに立てない数字だが、広島のようにコロナで選手が大量離脱し、試合開催さえままならないチームもある。柴田竜拓や倉本寿彦など、故障者こそいるものの、このご時世、ほとんど影響もなく試合ができるということだけでも、幸せと思わなければならないのかもしれない。
現在のチーム状況で、25日からは2年ぶりの開催となる、あの強いパ・リーグ相手の交流戦と思うと気も滅入ってくる。ベイスターズファンにとっては、2015年の悪夢の失速劇など、交流戦は苦い思い出しかない。
ただ、もう随分と昔のことにも思える2019年。交流戦では10勝7敗1分と勝ち越して4位に入っている。長いシーズン、いい流れというのはどこかで必ず来るもの。鬼門の交流戦で巻き返し、上位進出へ。ここから始まる奇跡という名のストーリーに期待したい。
◆先週のベイスターズ
・18日(火)● 1-5 中日
・19日(水) 中止 中日
・20日(木) 中止 中日
・21日(金)◯ 5-3 ヤクルト
・22日(土)● 0-1 ヤクルト
・23日(日)● 5-10 ヤクルト
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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