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前田健太は連敗をストップ
ツインズの前田健太は、チームの上昇気流に相乗りする形で今季2勝目を挙げた。現地5月3日(日本時間4日)に本拠地ターゲットフィールドで行われたレンジャーズ戦に先発登板した右腕は、5回1/3を投げ、2安打無失点、8奪三振2四球の好投で今季2勝目を挙げた。
6-5の競り合いで試合を制したツインズは、これで直近5試合を4勝とし、大幅に負け越した4月の出遅れを取り戻す追撃態勢に入った。
現地紙『スタートリビューン』は、同日付で電子版に「パワーを見出したケンタ・マエダがレンジャーズを沈める」と題した記事を掲載。
その中で、「4月に奪三振率がキャリア最低となったマエダは、月曜に最も空振りの多いチームを相手に、3つ目のストライクを奪う才能を再発見し、空振りの山を築いて約1ヶ月振りとなる勝利を手にした」と伝えた。
さらに記事ではこの日、右腕が「2020年の成功と同様の先発登板を見せた」とし、「シーズン最初の1ヶ月を、1試合平均わずか4奪三振としたものの、ツインズの開幕投手は月曜の登板でその数を倍にし、得点を許すことなく6回途中に降板した」とエースの面目躍如足る投球について報じた。
一方、『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者は、同日付で「マエダが無失点8K先発でバウンスバック」と題した記事を投稿し、その冒頭でツインズ打線が好調を維持したことについて触れた。
その上で、「ケンタ・マエダがミネソタでのキャリアにおいて連続していた厳しい試合からバウンスバックを遂げたのは、ターゲットフィールドに居合わせた人々にとって、さらに歓迎すべき光景となった」と伝えた。
パク記者は、この試合で前田の投球数が多くなったことから、「5回1/3に及んだマエダのイニングは、レンジャーズ打線が右腕を相手にカウント終盤まで粘ったことから、最も効率的な物ではなかった」とした。
しかし、「最終的にこの登板で最も重要だったのは、直近2試合で12失点を喫していた彼が失点をゼロとしたことだった」と、このところ精彩を欠いていた前田が無失点でバウンスバックを遂げた重要性について論じた。
エースとしてツインズの先発ローテーションを引っ張るベテラン右腕が、遂に反撃の狼煙を上げた。
J SPORTS 編集部
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