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7号本塁打を放った大谷翔平
エンジェルスの大谷翔平は現地25日、敵地ミニッツメイドパークでのアストロズ戦で、2番・指名打者で先発出場し、8回に今季7号の勝ち越しソロ弾を放ってチームの勝利に貢献した。エンジェルスは4-2で勝利し、敵地でのシリーズ全敗を避けるとともに連敗を4で止め、勝率を5割に戻した。
現地紙『オレンジカウンティレジスター』は同日付で電子版に掲載した記事の冒頭で、この日先発登板したディラン・バンディが7回2失点と好投したことから、「4連敗から抜け出すのに必死だったエンジェルスは、正に日曜の先発投手から必要としていた物を得た」とした。
これに続けて、値千金の本塁打を放った二刀流スターが現地月曜に先発登板することから、「月曜の先発投手からも得たのである」とした上で、「月曜に先発登板するショウヘイ・オオタニが勝ち越し弾を放ったのである」と、大谷の本塁打を伝えた。
記事によると、チームを率いるジョー・マドン監督は大谷について、「彼は何に対しても尻込みしない。彼は打席で全てにアタックしている。彼は明日、投げて打ちたいと言っている。彼は活動を欲している。彼は重要な局面でプレーしたいんだ。私は彼のしていること、そして彼のやり方に大満足している」と述べたとのこと。
なお、現地放送局の実況席では、この高々と上がった大飛球について、「どこまで飛ばすんだ!」「確かあそこには新設のタコス・スタンドがあったはずだ」「ショウヘイ、ザ・パワー!」「ワオ!」とひとしきり盛り上がりを見せた。
ちなみに、『MLB.com』が同日付で掲載した試合の速報記事によると、この大谷の本塁打は打球初速が時速107.1マイル(約172.4キロ)で、飛距離は440フィート(約134.1メートル)に達したとのこと。
さらに記事では、今季メジャー最多に並ぶ7号を放った大谷の本塁打を量産するペースについて、「わずか77打数で、2020年シーズンのトータルに並んだ」とし、飛距離については「オオタニの440フィート越えはこれが今季2本目であり、これはチームメイトのマイク・トラウト(3本)に次ぐ、MLBで2位の数字である」と、その破格のパワーについて伝えている。
J SPORTS 編集部
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