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野球 コラム 2021年3月19日

【広島好き】緒方孝市・元監督が語る、25年ぶりの優勝。そして3連覇できた理由

野球好きコラム by 大井 智保子
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投手力がもし育ったとしても、なかなか野手があがってこなかったり、野手が上がってきたと思ったら、投手力が衰えてきて…。やっと、両方いい感じに上がってきたな、バランスが整ってきた途端、FAで(選手が出てしまい)立ち止まって。それがずっと25年間、という1つのポイントがあります。

25年ぶりに優勝できた3つの理由

わたしも現役時代、最後の最後にもう一度だけ優勝したいなと思っていたのですが、それは叶うことなくユニフォームを脱ぐことになったんですが…。コーチとしての1年目がスタートする時に、1番のポイントとして野村監督が帰ってきました。とにかく、野村監督は「今のままじゃだめだ、何とかチームをもう1回立て直すぞ」と、強い気持ちを持たれてて、とにかく若手を鍛えたんです。

広島では伝統的な猛練習、本当に辛い厳しい記憶しかない、若い頃の練習を復活させたんです。そこから、順調に1年1年、なかなかすぐにはでしたが、2年たって3年たって4年目、5年目、選手に着々と力がついたのが見えました。

投手からいうと、マエケンこと前田健太、チームを代表するどころか日本を代表する選手になりましたよね。野手で言えば菊池、そして丸ですよね。ここらへんが野手としてグッと上がって、レギュラーの主力選手になるまできて。それで、ちょうど野村監督が4年目、5年目でAクラスになりました。

そのタイミングで次にわたしが監督に就任したときに、黒田がアメリカから戻ってくる、そして、新井も広島に戻ってくる。これはFAで補強したようなものですよね、それだけ実績のあるすごい選手が入るわけですから。それで、先ほど言ったように、チームとしての、投手と野手のバランスが整ったということですね。これが、25年ぶりに優勝できた1つめの理由ですね。

2つ目をあげさせてもらえば、やはり、マツダスタジアムができたことです。優勝までは10年かかりましたが。皆さんご存知の通り、旧市民球場は階段が急だったりして、ちょっと見にくかったですよね?ただ、カープうどんはおいしかったです(笑)。

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