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野球 コラム 2021年2月25日

「ダルビッシュ獲得などパドレスの積極補強」「ニグロリーグもメジャーへ」・・・MLBオフの5大ニュース

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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ワクチン接種が進みつつあるとは言え、米社会の新型コロナウィルスの脅威は依然予断を許さない。しかし、そんな中でもベースボールシーズンはやって来る。各球団とも、すでにスプリング・トレーニングに突入している。これをひとつの区切りとして、このオフをレビューしてみよう。以下は、個人的チョイスのオフの5大ニュースだ。

ニグロリーグのメジャー認定
昨年12月、MLBは1920年から48年までに活動した二グロ・アメリカン・リーグ、ニグロ・ナショナル・リーグら計7リーグを「メジャーリーグ」として認定すると発表した。ちなみに、それまでもアメリカン・リーグとナショナル・リーグ以外の「メジャー」はあった。19世紀に存在したアメリカン・アソシエーションや1914−15年に活動した「フェデラル・リーグ」ら4つのリーグも「メジャー」とMLB機構に認定されている。

今回の主要ニグロリーグの認定で、3400人ものメジャーリーガーが後付けで誕生した。やっと彼らが日の目を見た、とポジティブに捉える声も少なくないが、これをMLBによる欺瞞とする見方も根強い。全米でマイノリティの人権が大きな社会問題になっていることを背景に、ニグロリーグ誕生から節目の100年目となる2020年に合わせたスタンドプレーではないか?というのだ。そもそも、ニグロリーグが存在しなければならなかったことに根本的な問題あった。今になって上から目線?で、「認定してあげる」ことではなく、全く別のものとしてリスペクトのうえ認知し、その歴史を語り継ぐことこそ大切ではないか、との思いは拭えない。

マイナーリーグ改革強制執行
この空恐ろしい?MLBの計画が明らかになったのは2019年の10月だった。MLBとマイナーリーグを統括するNAPBL(National Association of Professional Baseball Leagues)との提携契約が失効する2020年一杯で、それまで162あった傘下のマイナーリーグ球団を120に縮小する、というものだった。この動きには、米国プロ野球の草の根を支えるマイナーリーグ文化に大きな影響を及ぼすと反対の声も多く、若者に絶大な人気を誇る上院議員バーニー・サンダースらも異を唱えた。

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