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野球 コラム 2020年12月26日

シーバー、モーガン、ブロック・・・「2020年のさようなら 今年旅立った元メジャーリーガー」

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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今年亡くなった元メジャーリーガーのうち、殿堂入りの6人を含む10人を紹介したい。

ドン・ラーセン(1月1日没 享年90歳)

のべ8球団を渡り歩いたジャーニーマンで、通算成績は81勝91敗。シーズン最多も11勝(56年)だが、史上唯一のワールドシリーズでの完全試合達成者として球史に名を残した。53年のデビューはセントルイス・ブラウンズ(現オリオールズ)で、当時から大酒呑みとして知られた。翌年には3勝21敗というある意味驚愕の記録を残している。54年に17人が絡むトレードでヤンキースへ。56年のドジャースとのワールドシリーズでは第2戦に先発も2回でKOされた。自身も「もう登板はないと思った」が、2勝2敗で迎えた10月8日の第5戦の朝、ヤンキー・スタジアム入りするとロッカーの彼のスパイクにケーシー・ステンゲル監督が置いたボールがあった。これは先発の指示だ。そして、ラーセンは97球でとんでもない快挙を達成した。スリーボールも初回の一度だけだった。7戦まで絡れたこのシリーズはヤンキースが制し、彼はMVPに選出された。サンディエゴのポイント・ロマ高出身で、後輩のデビッド・ウェルズも98年にヤンキー・スタジアムで完全試合を達成している。また、99年に自身が始球式を務めた同球場でのゲームでデビッド・コーンが完全試合を成し遂げた。

トニー・フェルナンデス(2月15日没 享年57歳)

スリムな体型のスイッチヒッターで、ブルージェイズを中心とする17年のメジャーキャリアで2276安打を積み上げ、打率3割以上を4度記録した。晩年(00年)に在籍した西武でも.327をマーク。球宴には5度選出され、遊撃手としてゴールドグラブも4年連続で受賞している。ヤンキース在籍の96年、スプリングトレーニングで右ひじを骨折。その穴を埋めるべく急遽昇格し、そのまま遊撃のポジションを獲得したのがあのデレク・ジーターだった。

アル・ケーライン(4月6日没 享年85歳)

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