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都市対抗野球2020
【ハイライト】セガサミー vs. ホンダ
●日本新薬(京都市) 0-1 NTT東日本(東京都)○
NTT東日本|0 0 0 1 0 0 0 0 0|1
日本新薬| 0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
NTT東日本(東京都)と日本新薬(京都市)の第2試合は投手戦となった。
NTT東日本の先発は35歳のベテラン右腕・大竹飛鳥。東京2次予選と今大会1回戦はクローザーで起用されていたが、2回戦以降は大差の展開で出番がなく、登板間隔も空いていた。そんな大竹の先発起用が成功し、5回まで日本製薬の打線はパーフェクトに封じられることになった。
NTT東日本打線は4回表二死満塁から、6番・桝澤怜がレフト前にタイムリー安打を放つ。この日の大竹の出来を考えれば、大きな1点だった。
大竹飛鳥にとって唯一のピンチは6回裏の一死1・2塁。ここは1番・舩曳海と2番・古川陸を外野フライに抑えて切り抜けた。試合を通しても今大会好調の4番・福永裕基を3打数無安打に封じるなど万全の内容で、7回を被安打2で零封している。
日本新薬の先発・西川大地も、3イニングを投げた翌日ながら抜群の内容を見せた。崩れたのは失点を喫した4回のみで9回を1失点、被安打4で投げ切る文句のない内容だった。
しかし、NTT東日本は8回からリリーフした右腕・熊谷拓也も好投。鉄板の投手リレーで日本新薬を1-0と下し、優勝した2017年以来の決勝進出を決めている。
文:大島和人
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
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