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野球 コラム 2020年10月25日

ワールドシリーズ第4戦の決勝打はブレット・フィリップス…って誰?

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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打席には代走で途中出場。その後、左翼の守備についていたフィリップスが打席に立った。このとき、テレビ桟敷の多くのメジャーファンは思ったであろう、「ところで、フィリップスって誰?」と。

それもそのはずで、今季8月27日にロイヤルズから、ルーシャス・フォックスとのトレードでレイズに入団したフィリップスは、それまで今季のポストシーズンでは、2打数無安打と結果を出せておらず、打席に立つこと自体18日振りのことだった。

ア・リーグ優勝決定シリーズでは7連戦となることから、投手の登録選手を厚くするべくロースターからも外れていたほどなのである。

しかし、熱心なファンであれば、その優勝決定シリーズで、ダグアウトにて小さなホワイトボードにランディ・アロザレナの「RANDY」をもじったポエム(?)を掲げるなどして、ベンチを盛り上げていた彼の姿を覚えていることだろう。

そう、あのベンチ盛り上げ役こそ、ワールドシリーズ第4戦で殊勲の一打を放ち、その後、飛行機ポーズで外野を疾走したあの男なのである。

『MLB.com』がこの第4戦終了後に掲載したフィリップス紹介記事で伝えたところによると、そのア・リーグチャンピオンシップでロースター外となった際、フィリップ当人は以下のように述べたらしい。

「周りを見渡すと、僕らには監督、ベンチコーチ、そして戦術担当の男はいたけど、“物事をシンプルに保つ担当”の男がいなかったから、僕は自分を“物事をシンプルに保つ担当”と呼ぶことにした。僕はチャンピオンシップで自分のことを、選手兼コーチと考えるようにしたんだ」と述べたとのこと。

つまり、ブレット・フィリップスとは、そういう男のようである。

J SPORTS編集部

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