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野球 コラム 2020年10月19日

ウリアスが7回からパーフェクトリリーフ、ドジャースがワールドシリーズ進出。ナ・リーグチャンピオンシップ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ドジャースが逆転でワールドシリーズへ

アーリントンのグローブライフ・フィールドで開催されてきたナショナル・リーグ優勝決定シリーズは、ドジャースが第7戦を4-3で勝利し、シリーズ1勝3敗からの逆転で、レイズの待つワールドシリーズ進出を決めた。

試合中盤から終盤へかけて、1点を巡る攻防が繰り広げられた好ゲームには幾つか重要な転換点があったが、なかでも際立っていたのは、ドジャースが守備で見せた4回と5回のプレーだ。

4回表にオースティン・ライリーの適時打で1点を勝ち越されたドジャースは、なおも無死2・3塁とするも、このピンチをサードゴロで飛び出した3塁走者と、3塁を狙った2塁走者もアウトにする併殺で凌ぎ、最少失点でこの回を切り抜けた。さらに、5回表には右翼ムーキー・ベッツが、フレディ・フリーマンの大飛球をフェンス際でジャンピングキャッチし、またしてもブレーブスの追加点を阻止した。

結果的には、この好守がその後のキケ・ヘルナンデスによる代打同点ソロ本塁打と、7回のコディ・ベリンジャーによる勝ち越し決勝ソロ弾へ繋がる流れを作ったのである。

ちなみに、『MLB.com』が試合後に掲載した記事によると、ポストシーズンにおける両チームが王手をかけた試合での代打による本塁打は、今回のヘルナンデスがMLB史上わずか4人目とのこと。

そんな好守から2イニング連続のソロ弾攻勢で逆転という流れの中で、殊勲の投球を見せたのが、7回からマウンドに上がり、9者連続で打ち取って試合を終わらせたフリオ・ウリアスである。

前述のベッツやベリンジャーが現地メディアの電子版でヘッドラインを賑わせる中、地元紙『ロサンゼルスタイムズ』は、現地18日付で電子版に「フリオ・ウリアスがドジャースの伝承に名を刻む」と題した記事を掲載。

記事の中で、これまで先発ローテーションとブルペンの狭間で、居場所が固定されてこなかった左腕について、「日曜の夜、かつて神童だったメキシコ出身の24歳は、球団の歴史に確固たる場所を獲得した」と、ワールドシリーズ進出に大きく貢献したそのパフォーマンスを称賛した。

さらに記事では、ウリアスが24歳にして既にポストシーズンで16試合に登板した経験を持っており(防御率2.84)、その中で挙げたポストシーズン通算6勝は、25歳未満の投手による勝利数としては歴代最多であることに言及。

その上で、ポストシーズン6勝目を挙げた投球について、「彼の見方が永遠に変わる3イニングで、彼は自身を定義付ける瞬間を得た」と表現した。

現地20日から始まるワールドシリーズでも、きっとウリアスはドジャース投手陣のキーパソンとなるだろう。

J SPORTS編集部

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