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『MLB.com』は現地18日付で今季のサイ・ヤング賞獲得投手の予想記事を掲載した。記事によると、38人の記者がそれぞれアメリカン・リーグとナショナル・リーグの最優秀投手上位5人を選出し、その合計ポイントで今季の同賞受賞投手を占ったとのこと。
今季はサイ・ヤング賞レースに絡む活躍
アメリカン・リーグは満場一致となる38票の1位票を得たインディアンスのシェーン・ビーバー(8勝1敗、防御率1.74、112奪三振で3部門トップ/19日現在)が堂々の1位にランク付けされた。同リーグ2位にはレンジャーズのレンス・リン、そして3位にホワイトソックスのルーカス・ジオリトが入り、4位にはツインズの前田健太が選出された。
記事では4位に入った前田について、「マエダは、2月にツインズがドジャースから彼を獲得した際に球団が望んでいた全てを果たしてきた」。
「ミネソタでの最初のシーズンにおいて、ベテランのマエダはア・リーグの防御率(2.52)で4位に入り、WHIP(0.758)で首位に立っている。彼は、プレーオフ進出の位置につけ、2年連続で地区優勝を狙うツインズの最高の投手である」と評価している。
サイ・ヤング賞の最右翼
一方、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞候補筆頭にはカブスのダルビッシュ有が君臨。1票を17票獲得し、下馬評でメッツのジェイコブ・デグローム/やレッズのトレバー・バウアーを上回る位置につけた。
記事では、「ナ・リーグのサイ・ヤング賞争いは、ダルビッシュvs.デグロームvs.バウアーの素晴らしいレースになっており、ナ・リーグの投票ではカブスのエースが僅かばかりのリードを築いている。シーズンを力強く締め括ることができれば、ア・リーグのビーバー同様、ダルビッシュにはナ・リーグで三冠を達成するチャンスがある」。
「彼はリーグ首位タイの7勝を挙げているほか、防御率は1.86でバウアーに続く2位につけており、奪三振も79としてアーロン・ノラ、バウアー、そしてデグロームに肉薄している」と、その理由を説明した。
J SPORTS 編集部
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