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今季4勝目をマーク
ツインズの前田健太は現地24日(日本時間25日)、敵地でのインディアンス戦に先発登板し、5回5安打1失点、7奪三振1四球の好投で今季4勝目を挙げた。
『MLB.com』は同日付で掲載した試合の速報記事の中で、前回登板した際、9回無死まで無安打ピッチングを見せた前田のこの日の投球ついて、「ケンタ・マエダによるノーヒット挑戦への期待は、1回裏の幕開けでいきなりセサル・ヘルナンデスに深々と運ばれたことで瞬く間に終わってしまったが、それでも彼はツインズに力強い5回の投球をもたらし、1失点に抑えた」と振り返った。
なお、『MLB.com』が同日付で掲載した別の記事によると、前回の登板でノーノーを逃したばかりか、守護神が打たれたことで勝ち星までも逃してしまった前田へ、打たれた守護神のテイラー・ロジャースが高級日本米(オンラインのチケット)を贈っていたとのこと。
記事によると、ロジャースは「あれはそうしょっちゅう見られない特別な試合だった。あの時はそこまで思いが至らなかったのだけど、試合後、あの試合が彼にとって如何に素晴らしい試合になり得たかを実感し、自分が試合を台無しにしてしまったことを実感したんだ」と述べ、前田が好んで食べている高級日本米に手書きのメモを添えて贈ったとのこと。
また、記事によると、「ロジャースは当初、マエダにどのように埋め合わせをすれば良いか、皆目見当もつかなかった」とのことで、「彼は何かしら贈り物をしようとは思っていたのだが、アスレチックトレーナーのマサ・アベから、マエダはアルコールを嗜まないということを聞き、思わぬ困難に直面した」のだが、阿部トレーナーにより、お米を贈ることを勧められたとのこと。
しかし、ロジャースはお米を贈ることが今ひとつピンとこなかったようで、当初は「(お米を贈るのは)あまり良いとは思えなかった。僕には分からないから。何かウォッカ一瓶と同じ様なものが良いかと思った」と乗り気ではなかったようだが、阿部トレーナーに説得され、最終的に高級日本米を贈り物とすることに決めたとのこと。
これについて、ロジャースは、「僕は彼(阿部トレーナー)を100%信頼していた。彼は僕の知らないところで、僕を弄ぶこともできたんだ。だから、僕に対して悪戯をしなかった彼に感謝しないとね。僕にはお米は分からない。とにかく僕は、彼が“これにしろ”と言ったとき、それを信じたんだ」と述べている。
お米だけに、炊く前に「水に流す」ということで、語呂としても良い贈り物になったのではなかろうか。
J SPORTS 編集部
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