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アメリカではプロスポーツの下馬評として、“パワーランキング”なる格付けを行うのが一般的であり、MLBもその例外ではない。
MLBの2020年シーズンが開幕を迎えることができるのか否か、その辺はまだ不透明なままだが、『CBSスポーツ』は数日前に電子版に掲載した記事では、「私はシーズンが行われることを固く信じているので、今週のランキングでは、エースについて見て行こう」。
そして、「これは球界における投手のベスト30ではなく、各球団のナンバーワン先発投手をランク付けしたものである」と前置きした上で、全30球団のエースを比較したパワーランキングを公表した。
1位には「球界最高の投手」と評されたジェイコブ・デグロムを擁するメッツが入り、2位には「となると、ゲリット・コールは球界ナンバー2ということになる」としてヤンキースが入った。
3位にはそのコールが抜けたことで、ジャスティン・バーランダーがエースに君臨することとなったアストロズがランクインし、4位以降はマックス・シャーザーのいるナショナルズ、そしてジャック・フラハーティがエースを張るカーディナルスがランクインし、トップ5を形成。
その後、ランキングを読み進めると、15位にはダルビッシュ有を擁するカブスが入っており、次のように長い注釈が添えられている。
「導入部でも言及した通り、レスターは除外されている。エースはカイル・ヘンドリックスかユウ・ダルビッシュである。ダルビッシュほど好不調の波がないヘンドリックスの方が、安全な選択肢だろう」。
そして、「ダルビッシュは昨年、中断後に野獣と化し、81回2/3を投げて108奪三振に対し7与四球とし、防御率2.76を記録。彼の唯一の問題は被本塁打である。不安混じりではあるが、私は彼に賭ける」。
さらに、18位にはエンゼルスがランクインし、「ここは遅れにより、トミー・ジョン手術からの回復とリハビリに時間をかけられることになったショウヘイ・オオタニをエースに推したい」として、二刀流スターをエースとして選出し、「(期待値は)青天井」と期待を滲ませている。
J SPORTS 編集部
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