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野球 コラム 2020年3月29日

秋山翔吾所属のレッズ打撃コーチが語る開幕延期の影響

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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メジャーリーグ全体のシャットダウンという前例のない事態が続くなか、いざ開幕となった場合、より影響を受けるのは投手なのか打者なのか。

これは興味深い疑問であり、実際のところ蓋を開けてみなければ分からない点もあるだろうが、現場の人間はどう考えているのだろうか。

『MLB.com』で今季から秋山翔吾の加入したレッズを担当するマイク・シェルドン記者が現地27日付で同サイトに投稿したQ&A形式の記事で、昨年10月からレッズで打撃コーチを務めるアラン・ジンターがこの質問に答えている。

記事によると、ジンター打撃コーチはスプリング・トレーニングが中断となってからの2週間半は電話、メール、そしてソーシャルメディアを通じて全選手と連絡を取っている。

「とにかく彼らのルーティンについて話し合い、彼らの置かれた状況で最善を尽くし、前向きで居続けられるよう、現時点で彼らの使える物で何ができるか、良い意見を授けるようにしている」とのこと。

その上で、打者が直面している最大の試練は何なのかという問いについて、次のように答えている。

「よりメンタル面で大変だと思う。毎日目が覚めて、これを試練と感じつつ、心が戸惑い始めないようにしないといけない。僕らは人間だからね。今は憂鬱な思考過程にあるから。

起きてニュースを見て、起こっていることに耳を傾けるのは楽しいものではないけれど、焦点を維持し続け、前向きな部分を見出し、そこに意識を保つことができれば、と考えている」。

さらに再開後、打者は投手に対してアドバンテージを握るかどうかという問いには次のように答えている。

「もし、自分が投手コーチだったら、今自分の投手たちがどれくらいの球数を投げ、どこで投球し、どれくらい長く投げるべきか判断するのは難しいだろうと思う。

打者の視点に立つと、実戦形式の打撃練習ができる選手はそんなにいないし、コーチに打撃練習をしてもらえる選手さえ、そこまでいるわけではない。

彼らはネットに向かって打っている。(投手と打者の)どちらが有利でどちらが不利かというのは分からない。現時点では、気を抜かずにコンディションを保ち続けるのは、どちらにとっても大変なことだと思う」。

やはり、こればかりは蓋を開けてみなければ分からないようだが、蓋を開けるまでの気の持ち様が何よりも重要なのは確かなようである。

J SPORTS編集部

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