人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2020年3月24日

秋山翔吾選手インタビュー vol.1 MLBへの挑戦は自分の立ち位置を確かめる旅

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

◆レッズを選んだ理由は一番イメージできたから

―― メジャー30球団ある中でレッズを選んだ理由は?

ウィンターミーティングにも行きましたし、何球団かお話しをいただいた。球団からプレゼンされることもあったし、逆に僕のことを知ってもらうという意味ではアピールしたこともありました。日本のFAの場合は球団からのプレゼンが多くて、8:2、9:1くらいじゃないですか。レッズはどちらかというと、僕に対しては日本のスタイルに近かったかもしれないです。

初めての日本人ということで、すごく丁寧にそういうスタンスを取ってくれたかもしれないし、日本人以外だったら違ったかもしれない。他の球団はレッズに近い話の仕方をしてくれた球団もあれば、秋山のこと知りたいんだというスタンスで、質問攻めという球団もありました。

その中で甲乙、メリット・デメリット、そして家族も連れていくことを考える中で、あと自分が野球をやっていく上で、お金が良くても出番がありませんとなると、僕は何しにいくんだろうと思うから…。

まずはそういうことをふるいにかけながら考えた結果、レッズが一番アメリカに挑戦する上で、イメージが出来たというか、ここで自分がやるというのを強く思った球団だったという感じです。

―― それまでのレッズのイメージは?

日本人選手が30球団中、29球団行ったわけで、誰かしらがユニホーム着ているイメージは湧くじゃないですか。それが湧かなかったのはレッズです。だから、スッと入ってきたところもあれば、もちろん不安もありましたね。

―― 名門球団に入る重みは感じますか?

振り返った時に、そういう中にいたんだなと思うかもしれない。これは歴史がある球団でも、新興球団であったとしても、メジャーに所属しているチームであれば、どれくらい自分が結果を出せるんだろうとか、どれくらい必要とされるだろうというドキドキは変わらなかったんじゃないかと思います。

これは終わってみて、レッズから離れる時とか、自分のキャリアが終わる時に、これだけ歴史のあるチームにいたんだと思うのかなと。いるんだなというのは行ってから実感するかもしれないですけれど、まだそこまで知り切ってないですね。

取材:J SPORTS/写真:山本恵太

秋山翔吾(あきやま しょうご)プロフィール

右投左打の外野手。1988年4月16日生まれ。神奈川県横須賀市出身、横浜創学館高校から八戸大学へ進み、2010年のドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団。2011年には新人で開幕スタメンを飾る。2013年には全試合先発出場を果たし、打率.270、13本塁打、58打点をマーク。

2015年には216安打でシーズン最多安打の日本記録を更新し、第1回「WBSCプレミア12」の日本代表に選ばれた。2020年にはシンシナティ・レッズと3年総額2100万ドルで契約。日本での通算成績は打率.301、116本塁打、513打点。首位打者1回、最多安打4回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞を6回受賞している。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ