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2020年のメジャーリーグは、日本人選手の増加に伴い、同地区の日本人選手による対戦を楽しむ機会が増えそうである。
アメリカンリーグ西地区は昨年、大谷翔平(エンゼルス)と菊池雄星(マリナーズ)による日本人同地区対決が実現したが、今季は平野佳寿が菊池のチームメイトとなったことで、さらなる盛り上がりが期待できそうである。
また、ナショナルリーグ中地区はダルビッシュ有(カブス)と、秋山翔吾(レッズ)の対戦が楽しみなところだ。
このところ田中将大(ヤンキース)の独壇場となっていたアメリカンリーグ東地区は、今季から筒香嘉智(レイズ)と山口俊(ブルージェイズ)が加わった。
これで一気に日本人選手が3人に増え、こちらも日本人選手による同地区対決が楽しみなディビジョンとなった。
では、現地ではこのア・リーグ東地区各チームの先発投手の戦力分布を、どのように見ているのだろうか。今回は『MLB.com』に現地5日付で掲載された、ア・リーグ東地区先発投手戦力分析に関する記事を紹介しよう。
記事ではヤンキースの戦力が最も充実していると見ており、次のように論じている。
「違いを作り出す選手と目されるゲリット・コールの加入により、ヤンキースはレイズを凌ぐ、ア・リーグ東地区最高の先発ローテーション5人を揃えた。
ヤンキースは9年3億2400万ドルの契約で昨年サイヤング賞の投票で2位になったコールを獲得したが、GMのブライアン・キャッシュマンは同投手を自身にとっての“偉大なる白鯨”と表現した。
コールは昨季、アストロズにてメジャートップの326奪三振を記録したほか、20勝5敗でさらにア・リーグ最高の防御率2.50という成績を残しており、共同GMのハル・スタインブレナーは、コールが在籍期間中に複数回ワールドシリーズタイトル獲得の原動力となることに期待を寄せていると述べた。
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