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野球 コラム 2019年11月18日

【ハイライト動画あり】メキシコが延長サヨナラで東京五輪切符を掴む。WBSCプレミア12

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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野球の世界一決定戦、WBSCプレミア12は大会最終日を迎え、3位決定戦でメキシコとアメリカが対戦。

今大会の銅メダルに加え、来年の東京五輪の出場権が懸かることとなった隣国対決は、延長の末、メキシコがサヨナラ勝ちで有終の美を飾った。

◆試合結果
アメリカ|1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 |2
メキシコ|0 0 0 0 0 1 0 0 1 1X|3

アメリカが黒星を喫したオープニングラウンドのリターンマッチとなった一戦は、先攻のアメリカが初回にメキシコ先発のアルトゥール・レジェスに対し、2番・中堅のジョーダン・アデルが右翼スタンドに消えるソロ本塁打を放って先手を取る。

この後、アメリカ先発のコディ・ポンセが初回を打者3人で終える上々の立ち上がりを見せたのに対し、メキシコのレジェスも2回以降は安定した投球を見せ、試合は投手戦の様相を呈するなか1-0のまま中盤に入る。

結局、レジェスは5回1/3を3安打1失点、ポンセは5回を3安打無失点と、互いに好投でゲームを作ってブルペンへと託す。

すると6回、メキシコはアメリカ2番手のダニエル・ティロを捕えて二死満塁とすると、5番マシュー・クラークの内野安打で1点を返し、試合を振り出しに戻す。

しかし、アメリカは直後の7回、一死2塁から5番ロバート・ダルベックの適時打で1点を勝ち越す。

だが、メキシコは9回、アメリカ6番手のブランドン・ディクソンから、この回先頭のクラークが左中間スタンドに消えるソロ本塁打を放って再び同点に追いつくと、勝負はタイブレークの延長へ。

アメリカは10回に先頭のダルベックが送りバントを成功させ、一死2・3塁とチャンスを広げるも、ここはメキシコ5番手のカルロス・ブスタマンテが踏ん張り、その裏の攻撃へと繋げる。

するとメキシコは先頭ジョーンズのバントと申告敬遠で一死満塁とすると、3番エフレン・ナバーロがバットを折りながらも中前適時打で走者を生還させ、3-2のサヨナラ決着で東京五輪への切符を掴み取った。

2019WBSC世界野球 プレミア12 3位決定戦

【ハイライト】メキシコ vs. アメリカ

J SPORTS編集部

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