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後半戦に差し掛かったWBSCプレミア12スーパーラウンドは各チームともに残り2試合となった。
14日は東京ドームでのデーゲームで、前日の日本戦で勝利して決勝進出へ望みをつないだアメリカと、スーパーラウンド未勝利のオーストラリアが対戦。
試合は予想外の投手戦をオーストラリアが2-1で競り勝ち、今大会日本での初勝利を手にした。
◆試合結果
豪州|2 0 0 0 0 0 0 0 0|2
米国|0 0 0 0 0 0 0 1 0|1
今大会チーム打率が2割を切るオーストラリアは初回、今大会2試合目の登板となったアメリカ先発タナー・ハウクの立ち上がりを捕える。
一死満塁とすると、5番のアーロン・ホワイトフィールドがカウントで追い込まれながらもセンター前へ弾き返し、2点を先制する。
一方、オーストラリア先発のティモシー・アサートンは今大会チーム打率トップのアメリカに対し、上々の立ち上がりを見せ、初回を三者凡退に終わらせる。
その後はハウクとアサートンが揃って堂々たる投球を披露し、スコアボードには「0」が並ぶなか、投手戦となった試合はテンポを速めながら後半へ。
結局、2回以降パーフェクトピッチングを展開したハウクは5回72球を投げ、2安打2失点5奪三振という内容でお役御免となり、アメリカは6回から2番手ダニエル・ティロをマウンドへ送り出す。
これに対し、アサートンは5回1/3を投げ、1安打無失点4奪三振で降板となり、オーストラリアはピーター・モイランへと継投すると、7回はライアン・セアーレがマウンドに上がり、無失点イニングを継続させる。
アメリカは8回に、イニングまたぎでマウンドに上がったセアーレから、1番左翼のマーク・ペイトンが右翼スタンドへソロ本塁打を放って1点を返す。
アメリカは9回表にリリーフしたワイアット・ミルズが一死から3連打で満塁のピンチを招くも、代わってマウンドに上がったブランドン・ディクソンが2者連続三振に打ち取り、最終回の攻撃に望みをつなぐ。
スーパーラウンド初勝利を目指すオーストラリアは、最終回もセアーレをマウンドに送り出すと、一死1塁となったところで、左腕のジョン・ケネディへと継投。
するとケネディが打者2人を抑えて試合を締め括り、強力打線を要するアメリカから金星をもぎ取った。
2019WBSC世界野球 プレミア12 スーパーラウンド
【ハイライト】アメリカ vs. オーストラリア
J SPORTS 編集部
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