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野球 コラム 2019年11月8日

【ハイライト動画あり】生き残りを賭けた戦い、可能性を残したのはキューバ。WBSCプレミア12

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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WBSCプレミア12オープニングラウンドはグループCが第2戦に入り、この日はデーゲームで共に黒星発進で後がなくなった、キューバとオーストラリアが、スーパーラウンド進出への生き残りを懸けて対戦。

キューバが延長タイブレークまでもつれ込んだ接戦を制して、韓国との最終戦へ望みをつないだ。

◆試合結果
豪  州|0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 |2
キューバ|0 0 0 0 2 0 0 0 0 1X|3

p>後攻のキューバは初回、先発のブラディミール・バーニョスが一死も取れず、無死満塁とピンチを招いてわずか13球で降板するという、いきなりの大誤算に見舞われる。

しかし、2番手のラサロ・ブランコが踏ん張り、キューバはこのピンチを何とか無失点で切り抜ける。

一方、オーストラリアは先発のジョシュア・ガイヤーが初回を三者凡退で終わらせる順調な立ち上がりを見せると、4回までノーヒットピッチングを披露する。

対するブランコも2回以降も無失点に抑え、試合はスコアボードに0が並んだまま中盤へと移行する。

キューバは5回、それまで無安打に抑えられてきたガイアーに対し、単打と四球で初めてチャンスを作る。するとオーストラリアは、ここでガイアーを下げ、2番手ピーター・モイランを投入する思い切った継投策に出る。

しかし、これは吉と出ず、キューバはヨルダニス・サモンの中前適時打で先制すると、一死1・3塁から併殺崩れの間に追加点を挙げ、2-0とリードを広げる。

先制を許したオーストラリアは6回、先頭打者のティモシー・ケネリーが左中間スタンドへソロ本塁打を運び1点を返すと、二死一二塁からキューバ3番手のフレディ・アルバレスに対し、遊撃ローガン・ウェイドの右前適時打で同点に追いつく。

この後、両軍共にチャンスであと1本が出ない状況が続き、試合は今大会初のタイブレークに突入。

キューバは10回表を無失点で切り抜けると、その裏、二死満塁からジュリスベル・グラシアルの犠飛で得点し、サヨナラ勝ちで今大会初勝利を収めた。

2019WBSC世界野球 プレミア12 オープニングラウンド

【ハイライト】 グループC キューバ vs. オーストラリア

J SPORTS編集部

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